映画『大脱走』でスティーブ・マックィーンが乗ったトライアンフの伝説的なオートバイが、英国ブレナム宮殿のイベントで展示
映画に登場したオートバイの中で、最も象徴的な1台が、英国オックスフォード近郊にあるブレナム宮殿で開催されるサロン・プリヴェ・コンクール・デレガンスに登場する。とは言っても、『イージー・ライダー』に出てきたチョッパーのうちの1台ではない。1963年公開の『大脱走』の撮影で使われたトライアンフのオートバイだ。

この映画は第二次世界大戦中が舞台。スティーブ・マックィーン演じる戦争捕虜のキャラクターが、自由を得るため、盗んだオートバイで柵をジャンプして飛び越えようとする、危険を顧みない脱走シーンが登場する。マックィーンは、このスタントを自分で行おうとしたが、最終的にはスタントマンのバド・イーキンスがジャンプをやり遂げた。トライアンフのオートバイが選ばれた理由は単純だ。1940年代のミリタリー・バイクは、スタントを上手く行うのに向いていなかった。そこで映画の制作スタッフは、機敏でスタントに適したトライアンフを入手し、映画でもっともらしく見えるようにあえて傷を付けた。

この個体は、650ccの1962年型「TR6R」で、映画で使用された3台のうちの1台だ。現在、トライアンフの「ファクトリー・ビジター・エクスペリエンス」で展示されているが、それまでは一般に全く公開されていなかったため、ブレナム宮殿のイベントは、映画が公開されてから初の大々的な展示の1つとなる。このオートバイは、同イベントで1940年から1979年までの"Exceptional Motorcycles(特別なモーターサイクル)"を集めたクラスBに参加し、審査を受ける。イベントは8月30日から9月1日まで行われる予定だ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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