Related Gallery:Bentley Bentayga Pikes Peak

ベントレーパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムの市販SUVクラスで最速記録を更新するべく、レーシング・ドライバーのリース・ミレンを起用して鮮やかなグリーンの「ベンテイガ」で参戦すると発表したのは今年3月のこと。そして先週末、ベントレーは宣言通り、パイクスピークでこれまでのSUV最速タイムを約2分も上回る新記録を見事達成した。

これまでの市販SUV最速タイムは、2013年にポール・ダレンバックが「レンジローバー・スポーツ」で記録した12分35秒61だった。ニュージーランド出身のリース・ミレンは、12.42マイル(19.99km)のコースを、平均速度66.5mph(107.02㎞/h)、10分49秒9でフィニッシュ。ほぼ市販状態のベンテイガは、パイクスピークの競技車両規則に合わせ、そしてリース・ミレンの安全を守るため、ロールケージや消火システム、レーシング・シートとハーネスを装備。パフォーマンスに関する唯一の改造点といえば、市販されているアクラポヴィッチ製スポーツ・エキゾースト・システムを装着したことだけだ。おそらく、観客はこのサウンドを楽しんだことだろう。 「ベンテイガは、これまでのパイクスピークの市販SUV最速記録を2分近く上回りました。リース・ミレンは、標高差約5,000フィートある12.4マイル超のコースをわずか10分49秒9で駆け上りました。驚異的です」

標高差1,440mのコースには156ものカーブがある。最高出力600bhp、最大トルク900Nmを発生する無改造のW12エンジンを搭載し、「ラジウム・サテン」と呼ばれるペイントで仕上げられたベンテイガは、市販のピレリ製タイヤを装着してこれに挑んだ。記録樹立後、リース・ミレンは「最低限の改造を施したこのラグジュアリーなSUVで、このコースを11分以下で駆け上ることができたということは、ベンテイガのパフォーマンスとエンジニアリングのレベルの高さを証明しています」と語っている。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
【試乗記】ベントレー・ベンテイガ、ベントレー史上もっともオーナーを選ぶクルマと言っても過言では無い:今井優杏

【フランクフルトモーターショー2015】ついにベールを脱いだベントレー初のSUV「ベンタイガ」

ベントレー、世界最速・最強・最高級SUV「ベンタイガ」の詳細を発表

■関連動画