トヨタから12代目となる新型「カローラ」が登場! まずは5ドア・ハッチバックの「カローラ スポーツ」から
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トヨタから新しい「カローラ」が発売された。1966年発売の初代から、日本国内仕様としては通算12世代目となる新型カローラは、まず5ドア・ハッチバック型ボディが「カローラ スポーツ」として先陣を切る。

基本的には今年4月のニューヨーク国際オートショーに出展された米国仕様の「カローラ ハッチバック」や、3月のジュネーブ国際モーターショーで公開された新型「オーリス」と同じクルマだが、先代のオーリスという名前を捨て、カローラ一族を名乗る新型の日本仕様は、フロント・ノーズにトヨタのマークではなく、車名の頭文字「C」と3つの花冠をモチーフにした専用のエンブレムが付く。これは今後登場が期待される4ドア・セダン(「カローラ アクシオ」の新型または後継)やステーションワゴン(「カローラ フィールダー」の新型または後継)と共有するものと思われる。


パワートレインのラインアップも、カローラ ハッチバックやオーリスとはやや異なる。日本仕様のカローラ スポーツは、「プリウス」や「C-HR」と共通の1.8リッター直列4気筒「2ZR-FXE」エンジンに電気モーター「1NM」型を組み合わせ、合計最高出力122psを発生するハイブリッド(バッテリーはニッケル水素)と、C-HRや先代オーリスから受け継いだ最高出力116ps/5,200〜5,600rpm、最大トルク185Nm/1,500〜4,000rpmを発生する1.2リッター直列4気筒直噴ターボ・エンジンの2種類。欧州仕様はこの2つに加えて新開発の2.0リッター・エンジンを使ったハイブリッドも用意されており、米国仕様はハイブリッドの設定がなく2.0リッター直列4気筒直噴エンジンのみとなっている。1.2リッター・ターボに組み合わされるトランスミッションは10速マニュアル・モード付きCVTのほか、8月にはシフトアップ&ダウン時に自動的にエンジンの回転数を合わせてくれる「iMT」制御付き6速マニュアル・トランスミッションも追加される予定だ。前輪駆動のほか、1.2ターボのCVT仕様のみ4輪駆動も選べる。


車体は現行型プリウスやC-HRと同様に、TNGAプラットフォームを採用し、前マクファーソンストラット式、後ダブルウィッシュボーン式サスペンションには、路面や走行状況に応じて4輪それぞれの減衰力を瞬時に切り替えられるリニアソレノイド式AVSを、トヨタ・ブランドのFF車で初めて採用(ただし最上級グレードのみオプションで装備可能。価格は10万8,000円)。ドライブ・モードで「SPORT S+」を選択すれば、スポーツ走行に適した減衰力に切り替わる。


全長4,375mm × 全幅1,790mm × 全高1,460mm(4輪駆動は1,490mm)というサイズは、先代オーリスより45mm長く、30mm幅広く、20mm低い。2,640mmのホイールベースはC-HRと共通。ボディ・カラーは新規開発色のオキサイドブロンズメタリックをはじめ全8色が用意される。

安全機能はもちろんトヨタの予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の最新版が全車に標準装備される。"コネクテッドサービス"に力を入れているのも新型カローラ スポーツの特徴で、車載通信機DCMを全車に標準搭載し、通信を使った各種サービスが利用できる「T-Connectサービス」が3年間無料で提供される 。


グレード展開は、1.2ターボ、ハイブリッドとも基本的に共通の3タイプ。標準装着が195/65R15タイヤ+15×6.5Jスチール・ホイールになるものの、それ以外はアメニティ系装備が省略されるだけでそれほど困らなそうな「G"X"」グレードが、1.2ターボはCVTが213万8,400円(4輪駆動は全グレードとも20万円弱ほど高くなる)、MTは210万6,000円となかなかお手頃。カスタムのベースにも良さそうだ。ハイブリッドの「HYBRID G"X"」は241万9,200円。


中間グレードの「G」は205/55R16タイヤ+16×7Jツインスポーク・デザインのアルミホイール、本革巻きステアリング・ホイール、本革巻きシフトノブまたはパドルシフトが標準装備され(これらは「G"X"」にもオプションで装着可能)、フルオート・エアコンが左右独立温度調整式に、スピーカーが4個から6個に、そして内外装の加飾やトリムが豪華になる。価格は1.2ターボのCVTが225万7,200円、MTは222万4,800円、「HYBRID G」は252万7,200円。


最上級グレードの「G"Z"」は、スポーツ・シートや7.0インチTFTディスプレイを使ったメーターパネル、1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えが行えるBi-Beam LEDヘッドライトなど、専用装備が豊富。225/40R18タイヤ+18×8Jダークグレーメタリック/切削光輝仕上げのアルミホイールが標準装着となる。オプションでAVSが装備できるのもこのグレードの特権だ。1.2ガソリンはCVTが241万9,200円、MTが238万6,000円。そして「HYBRID G"Z"」は268万9,200円となる。


インテリアは全グレードともブラックのファブリックが標準だが、「G」はサドルタンの本革とメランジ調ファブリック、「G"Z"」ではセンシャルレッドの本革とブラックのウルトラスエードの組み合わせもオプションで選択できる。


パワートレインだけを見れば先代のオーリスと変わり映えがしないように思えるが、プラットフォームから一新されたことで走りは大きく進化していることが期待できる。気になる方は、是非お近くのトヨタカローラ店で試乗されることをお勧めしたい。ところで"赤い彗星"と呼ばれたあの人も、オーリスからカローラ スポーツに乗り換えるのだろうか。


■関連リンク
トヨタ自動車 公式サイト:カローラ スポーツ
https://toyota.jp/corollasport/

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