テスライーロン・マスクCEOが、EVトラック"テスラ・セミ"に「Mad Max」モードを用意していることを明らかにしました。Mad Maxモードと言っても白塗りの男が乗り込んできたり火を噴くエレキギターが装備されるわけではなく、Autopilotの「Blind Spot Threshold(死角しきい値)」設定のひとつとして追加されています。

マスク氏はこの機能についてまったく説明していないものの、どうやらAutopilotモードを使用中の車線変更に関連する設定ではないかと予想されます。
テスラ車がAutopilotを使ってハイウェイを走行中している最中に車線変更をするには、ドライバーがまず周囲の安全を確認してから、ウィンカーを出します。これによって車は車線変更の動作を開始します。

Blind Spot Thresholdの設定項目からは、この車線変更機能がAutopilotに組み込まれ、「Standard」、「Aggressive」、「Mad Max」の3段階でその積極性を設定できるようになっていると考えられます。ただ、Electrekはこの機能設定画面は通常のテスラ車のAutopilot画面からは呼び出すことはできず、いったん開発モードに入らなければ見ることができないのではないか分析としています。

マスクCEOはTwitterにこのMad Maxモードを紹介した後、テスラ・セミは"ハードコアな車線変更"を手動で解除できると補足しました。もしかするとMad Maxモードは、テスラ・セミがAutopilot使用中の自動車線変更をどれぐらい頻繁に行うことができるかを確かめるための設定とも考えられます。

もしそうならば、このオプションは一般のドライバーには設定できない、少々物足りない設定項目なのかもしれません。もっとも、われわれ一般ドライバーがテスラ・セミを運転することはまずないわけですが。



By Munenori Taniguchi

※こちらの記事は『Engadget 日本版』より許可を得て掲載したものです。

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