高性能プラグイン・ハイブリッド・クーペ「ポールスター1」は、「トンボ型」カーボンファイバー製シャシーを採用
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ポールスターから発売を間近に控えたハイエンドなプラグイン・ハイブリッド・クーペの新たなティーザー画像が公開され、「ポールスター1」の引き締まった走りを実現する"トンボ"型カーボンファイバー製シャシーとエクステリアのエレメントについて、いくつか情報が明らかになった。その車体にはボルボ・カー・グループ初となる炭素繊維強化ポリマー(CFRP)が広範囲に使用され、これによって230kgもの重量削減が見込めるという。


ポールスターはこの強度に優れた軽量な素材を、同車のボンネット、トランク、サイドパネル、ドア、そしてルーフ構造に採用。伝統的なスティール製よりも薄くて強く、より低いルーフラインが実現できるとしている。また、車両の両サイドにクロスマウントされ、シャシー中央部分のねじり剛性を強化するトンボ型シャシーのコンポーネントもカーボンファイバー製で、フロアパンのみがスティール製になる。

製品開発の責任者を務めるクリスチャン・サムソン氏は、プレスリリースの中で「強化されたフレームワークを強靭なボディとルーフ構造を組み合わせることで、シャシーの剛性が高まり、伝達性能も優れ、ドライバーによるインプットを優れた運転特性に変換することができます」と述べている。


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ポールスターは、この2+2シーター高性能グランド・ツアラーをスウェーデンで繰り返しテストしており、遊星ギアを使用したトルクベクタリング・システムやシャシーについて精査してきた。同車に搭載されるプラグイン・ハイブリッドのパワートレインは、前輪を駆動する直列4気筒エンジンに加え、2基の電気モーターが後輪を駆動。システム合計で最高出力600hp、最大トルク1000Nmを発揮するという。刺激的なドライビングが楽しめることは間違いない。同時に排ガスを一切出さずに、電気の力だけで150kmの距離を走ることもできるのだ。これは現在の市場で売られているプラグイン・ハイブリッド車では最長になるとメーカーは胸を張る。

ポールスター1の発売は来年半ばになる予定で、価格は車両が生産される中国では145万元(約2,500万円)、欧州では15万5,000ユーロ(約2,000万円)、そして米国では15万5,000ドル(約1,700万円)。または2年もしくは3年のサブスクリプション方式(リース)で乗ることもできる。既に3月から世界18カ国で、2,500ユーロ(約32万円)の全額払い戻し可能な予約金を支払った顧客のオーダーを受け付けている。

ポールスターは7月に英国で開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でポールスター1のプロトタイプを走らせる予定だ。


By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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