ボルボ、フルモデルチェンジした新型「S60」セダンを遂に公開! 米国から世界各国に輸出される初のボルボ車
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ボルボから遂に新型「S60」が発表された。フォード傘下で開発された先代が2010年に登場して以来のフルモデルチェンジで、3代目となる新型S60は米国サウスカロライナ州チャールストンの新工場で生産される。これまで63年間、輸入車として販売されていた米国で初めて作られるボルボ車だ。この新工場では年間6万台の生産を予定しており、その半数は輸出向けとなる。ボルボはまた、新型S60に初めてディーゼル・エンジンを搭載せず、ガソリン・エンジンとプラグイン・ハイブリッドにそれぞれ2種類のグレードを設定した。

New Volvo S60 Inscription
エンジンは全て2.0リッター直列4気筒直噴ガソリンのみだが、前輪駆動の「T5」はターボチャージャー付きで最高出力250hpと最大トルク350Nmを発生。4輪駆動の「T6」はスーパーチャージャーとターボチャージャーの両方を備え、最高出力316hp、最大トルク400Nm。プラグイン・ハイブリッドの「T6 ツインエンジン」では、電気モーターとの組み合わせで最高出力が340hpになる。そして同じくプラグイン・ハイブリッド4輪駆動の「T8 ツインエンジン」は最高出力400hp、最大トルク640Nmを発揮する。さらに最上位グレードのT8には「ポールスター・エンジニアード(Polestar Engineered)」と名付けられた高性能バージョンも存在し、ECUチューニングによって最高出力415hp、最大トルク670Nmに引き上げられるだけでなく、サスペンションやホイール、ブレーキもアップグレードされる。

New Volvo S60 Polestar Engineered
なお、上記のスペックは全て米国仕様のものであり、輸出仕様は異なる可能性がある。ついでに米国での価格もご紹介しておくと、エントリー・グレードの「T5 Momentum」が3万5,800ドル(約394万円)、「T6 AWD Momentum」は4万300ドル(約443万円)から。T5、T6とも他にスポーティな「R-Design」や上級仕様の「Inscription」がある。T8にはMomentumがなく、R-Designの5万4,400ドル(約598万円)から。ボルボによれば、「S60 ポールスター・エンジニアード」の生産台数は非常に限られたものになり、同社が最近導入した新しいリース・プログラム「CARE BY VOLVO」を通してのみ手に入れることができるという。

New Volvo S60 Inscription
S60は我々の期待通り、「V60」と「S90」のデザインを織り交ぜたハンサムなセダンだ。BピラーからフロントにかけてはV60を彷彿とさせ、リアにはS90のC字型テールライトが採用されている。ボルボによれば、新型S60は先代より長く、車幅は狭くなるが、室内や荷室は広いという。インテリアのデザインや安全面については「XC90」で確立されたテンプレートが使われている。「シティ・セーフティ」は衝突回避を支援するオートブレーキが作動し、車両、歩行者、自転車だけでなく大型動物も検知可能。130km/h以下の速度でアクセル、ブレーキ、ステアリングの制御をサポートするオプションの「パイロット・アシスト」(追従時車線維持機能)は、コーナリングでのパフォーマンスが高まっているという。




By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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