トヨタ、ル・マンで優勝した「TS050ハイブリッド」をベースとする公道仕様スーパーカーの発売を宣言! 価格は3億円!?
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トヨタのル・マン24時間レース初制覇に酔いしれた皆さんに朗報だ。その優勝マシン「TS050ハイブリッド」が、どんな形になるにせよ、公道走行可能なスーパー・スポーツカーとして市販化されることになったのだ。その開発は既に始まっているという。

トヨタのモータースポーツ活動を担うGAZOO Racing Companyの友山茂樹プレジデントは、「TS050ハイブリッドの魅力をストレートに発揮するスーパー・スポーツカーをお届けすることが、トヨタのWEC(FIA世界耐久選手権)参戦を意義深いものにすると考え、このプロジェクトをスタートさせました。近い将来、お客様にはこの途轍もないマシンのステアリングを握り、驚異のパワーとドライビング・パフォーマンスを体験していただけます」と語っている。

Drivers with GR Supersport Concept  TOYOTA GAZOO  Racing.  Le Mans 24 Hours Race, 11th to 17th June 2018 Circuit de la Sarthe, Le Mans, France.
現時点でTS050のロードカー・バージョンに相当すると思われるのは、去る1月に公開された「GRスーパースポーツ」コンセプトだ。当時の友山氏の説明によると、このクルマは「TS050の魅力をよりダイレクトに伝えながら扱いやすさを提供するスポーツカー」になり、「実際に運転していただける機会が訪れるのはまだ先になりますが、トヨタが取り組んでいる次世代スポーツカーの片鱗を、このGRスーパースポーツから感じ取っていただけたら」とのことだった。

このGRスーパースポーツ コンセプトは、今年のル・マン24時間耐久レースの会場でも展示された。レースカーのTS050ハイブリッドと同じ最高出力1,000hpを発揮するV型6気筒ツインターボのハイブリッド・ドライブトレインを搭載し、ハードウェアの多くも共有する。東京オートサロンの会場で日本版の記者が聞いてきた話によると、モノコック自体は2人の大人が公道で快適に乗れるように、TS050ハイブリッドとは別物になるという。単なる"公道走行を可能にしたTS050ハイブリッド"ではないそうだ。そして気になる価格は、アストンマーティンの「ヴァルキリー」メルセデスAMGの「プロジェクト・ワン」と同程度に設定したいと考えているとのことだった。つまりル・マン優勝マシン直系のハイパーカーを自分のものにするためには、3億円程度の資金が必要になりそうだ。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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