メルセデス・ベンツ、カモフラージュ姿でテストしている新型フル電動クロスオーバー「EQC」の画像を公開
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大抵の場合、スパイショットとは、熟練のカメラマンが自動車メーカーのテストコースや生産工場近くで身を潜め、辛抱強く待ち構えてほんの一瞬の隙をついて被写体をカメラに収め、オンラインでシェアされる写真のことを指すのが一般的である。通常、メーカーとしては正式発表を迎えるまで可能な限り新型車の姿を秘密にしておこうとするものだが、最近ではカモフラージュを施したクルマの写真を「公式スパイショット」としてリリースするのがトレンドのようだ。今回、スペインでのテスト中に撮影されたメルセデス・ベンツの新型電動クロスオーバー「EQC」もそのひとつだ。

青いカモフラージュ柄のラッピングには「#switchtoEQ」(EQに乗り換えよう)というハッシュタグが両サイドに書かれている。メルセデス・ベンツによれば、このクルマの開発には200台近くのプロトタイプが製作されたという。今回公開された写真はサマー・テスト時に撮影されたもの。夏のスペインでは気温が50℃を超える地域があり、エンジニアにとってこれはエアコン、バッテリー冷却システム、充電時間などを高温下でテストする良い機会なのだ。メルセデスはスペイン以外にもドイツ、フィンランド、スウェーデン、イタリア、ドバイ、南アフリカ、米国や中国でこのプロトタイプをテストする予定だという。

EQCは、メルセデスが新たに展開を開始する電気自動車のサブブランド「EQ」から発売される第1号モデルで、車体はメルセデス・ベンツ「GLCクラス」の現行モデルをベースにしている。ユニークなデザインになるはずのフロントとリアが明らかになる時が楽しみだ。スペックについては未発表だが、パフォーマンスや航続距離はジャガーの新型電動クロスオーバー「I-PACE」やテスラ「モデルX」に対抗し得るものになるだろう。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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