アストンマーティン、レースで培われた技術を4ドア・モデルに注ぎ込んだ「ラピード AMR」を発表!
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アストンマーティンが210台限定生産の「ラピード AMR」を発表した。これは「ヴァンテージ AMR」や「DB11 AMR」と同様に、アストンマーティン・レーシングがモータースポーツで培ったテクノロジーをロードカーに反映させ、両方の相乗効果を強調したモデルで、2017年のジュネーブ・モーターショーで公開されたコンセプトの市販車となる。

6.0リッター自然吸気V型12気筒エンジンは、大型化されたインレット・マニフォールドの採用や、デュアル・インレット・ランナーの長さを見直し、エアフローを改善することで、最高出力は「ラピードS」の560ps/6,650rpmから603ps/7000 rpm(英国および欧州以外は588ps)に引き上げられた(最大トルク630Nmは変わらない)。0-100km/h加速は4.4秒と変わらないが、最高速度は327km/hから330km/hに向上している。


2台のラピードは見ただけで間違えることはないだろう。ラピード AMRは、アグレッシブなブラック・メッシュのグリルや、「ヴァンキッシュ・ザガート」を思い起こさせる丸形のデイタイム・ランニング・ライト、4本出しとなったエキゾーストが特徴だ。さらにエアベントが拡大されたボンネット、フロント・スプリッター、シル、トランクリッド、トランクリッド・スポイラー、リア・ディフューザーは全てカーボンファイバー製で、空力性能と軽量化にも貢献している。車高はラピードSより10mm低く、3段階に調整可能なアダプティブ・ダンパーは、ドイツ・ニュルブルクリンクに新たに開設されたAMRパフォーマンス・センターによって鍛えられたという。アストンマーティン初の21インチ鍛造ホイールは、剛性とブレーキ冷却性能を両立させたマルチスポーク・デザインで、これに前245/35 ZR21、後295/30 ZR2サイズのミシュラン「パイロット・スーパー・スポーツ」タイヤを装着。標準装備されるカーボン・セラミック・ブレーキは、前400mm+6ピストン・キャリパー、後360mm+4ピストン・キャリパーの組み合わせとなる。

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エクステリアには、スタンダード、シルエット、シグネチャーという3種類のデザイン・テーマが設定されている。スタンダードとシルエットは、マリアナ・ブルー、シンティラ・シルバー、ライトニング・シルバー、オニキス・ブラックの4色からボディ・カラーを選択することができ、スタンダードではスプリッターとシルとリア・ディフューザーにAMRライム・カラーのアクセントが施される。シルエットはライムのアクセントに代わり、チャイナ・グレーもしくはクラブスポーツ・ホワイトのフルレングス・ストライプが入る。そしてシグネチャーはアストンマーティン・レーシングのワークス・カラーに倣ったもので、スターリング・グリーンのペイントにライムのアクセントとストライプが施される。

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インテリアには、AMRロゴの刺繍とライムもしくはガリーナ・シルバーで縁取りされたアルカンターラ張りのシートを採用し、センターコンソールはカーボンファイバーで覆われる。オプションとしてケースネス・レザーのトリムや、「One-77」スタイルのステアリング・ホイール、カーボンファイバー製シフトパドルなども用意されている。

英国における車両本体価格は19万4,950ポンド(約2,860万円)から。中国とロシアを除く世界各地で発売され、納車は2018年第4四半期から始まる予定だという。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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