【ビデオ】メルセデス・ベンツ、「コンセプトEQA」がシチリアを駆け抜けるビデオを公開
メルセデス・ベンツは、新しい小型電気自動車が美しいシチリアの風景の中を走る様子を収めた映像を公開した。しかし、このビデオは「コンセプトEQA」という言葉で締めくくられている。つまり、このプロトタイプがそのまま量産モデルになるという幻想を抱いてはいけない。

このコンセプトEQAが、昨年9月のフランクフルト・モーターショーでデビューした際、我々は同車を"映画『ブレードランナー』に出てくるような電動化されたAクラス"と表現した。今回のビデオを見る限り、その描写はまだ当てはまるようだ。また、我々は当時、このクルマのデザインの特徴を次のように描写している。「『バーチャル・ラジエーターグリル』は、2つのドライビング・モードを切り替えることで表情を変え、『スポーツ』モードでは青いウイング・モチーフが点灯、『スポーツプラス』モードにすると『パナメリカーナ・グリル』を模した赤い垂直線が表れる」。それが変化する様子も映像で確認できた。さらに今回のビデオでは「イルミネーテッド・アラベスク」と呼ばれるボディ前後左右の"光る切り込み"と、前述のグリルやヘッドライトとテールライトによる見事なライトショーも見ることができる。この未来的なデザインが全て量産モデルに採用されたら、なんとクールなクルマになることだろう。だが、実際にショールームに並ぶ時にどのようなクルマになるのかは、まだ誰にも分からない。


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このコンセプトEQAが「EQ A」として市販される際には、出力の異なる数種類のバッテリーが用意される予定だ。最高スペックでは200kWを超える電力が前後に搭載する各電気モーターを駆動し、最大トルク500Nmを発揮、0-100㎞/h加速を約5秒で加速するという。1回の充電による最大航続距離は400㎞と発表されており、バッテリーは電磁誘導式でも充電可能になる。

ダイムラーは約6億ドル(約660億円)投資して、フランスのハンバッハにあるスマートの工場の生産設備をEQ A生産のために刷新した。メルセデスの新世代電気自動車「EQ」シリーズは、まず最初にクロスオーバー「GLC」をベースにした「EQ C」が2019年に市場に投入され、そしてコンパクト・ハッチバックのEQAが、そのすぐ後に発売されることになっている。これらはメルセデスの2022年までに10車種という大量の新型電気自動車の投入を予定しているプロジェクトの一環であり、さらに電動の大型高級セダン「EQ S」も開発中であることが既に明らかになっている。




By GREG RASA
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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