テスラのイーロン・マスクCEO、新型「ロードスター」に10個の小型ロケット推進システムを搭載すると発言!
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テスライーロン・マスクCEOは、先週行われた同社の年次株主総会において、昨年紹介された新型電動スポーツカーの「ロードスター」と電動トラック「セミ」はただのベース・バーションに過ぎず、市販される際にはさらなるパフォーマンスを提供すると述べ、ロードスターについては次のように語った。「ロードスターとして披露したクルマのパフォーマンスは、あくまでベース・モデルの物でした。SpaceXというオプション・パッケージが用意される予定です。このパッケージはクレイジーです」

そして後日、イーロン・マスクCEOは、この「SpaceX」オプション・パッケージがどんなものであるかをTwitterで明かした。 「新型テスラ ロードスター向けのSpaceXのオプション・パッケージには、クルマの周囲に一体化して搭載される10個の小型ロケット推進システムが含まれる。これらのロケット・エンジンは、加速や最高速度、ブレーキングとコーナリングを劇的に向上させる。もしかしたら、空だって飛べるようになるかも...」

このSpaceXオプション・パッケージに関して、マスクCEOは昨年11月に何度かTwitterで言及していた。同CEOは「ロードスターを次のレベルに引き上げる特別なオプション・パッケージを用意するだろう」とツイートし、その後、「次期型ロードスターは特別なアップグレード・パッケージによって少しだけ飛べるようになる、とは言わないが、ひょっとしたら...」「もちろん可能だけれど、ただ安全の問題がある。ロケットの技術をクルマに応用することで、革命的な可能性の数々が広がっていく」と補足していた。

一部では、SpaceXパッケージが単なる特別なバッジを付けた物であり、マスクCEOが最近宇宙に上げた初代ロードスターに合わせてミッドナイト・チェリーのカラーを採用するだけではないかと囁かれていた。しかし、今回のツイートを見る限り、SpaceXパッケージが非常に強力なロードスターになることは間違いないようだ。既に新型ロードスターについては、(おそらく「Plaid(格子柄)」モードを使うと)0-60mph(約96.6km/h)を1.9秒で加速し、停止状態から1/4マイル(約402m)の距離を8.8秒で駆け、さらに最高速度は250mph(約402km/h)以上、1回の充電による航続距離は620マイル(約998km)となることが約束されている。このハイパーカーの性能が、一般的なハイパーカーの6分の1以下、20万ドル(約2,200万円)から25万ドル(約2,760万円)という価格で手に入るのだ。

マスクCEOは、新型ロードスターの優位性について疑う余地を与えたくないようで、株主総会の出席者に「電気自動車がガソリン車にあらゆる点で勝ることを、このロードスターで示すことが我々にとって重要です。ガソリン車には依然としてハロー効果のような物があります。もし、我々が電気自動車はガソリン車にあらゆる点で勝っているのだと示すことが出来れば、ガソリン車のハロー効果を打ち消すことが出来るでしょう」と語った。

電動トラック セミと2代目ロードスターは、来年にも生産が開始される見込みなので、SpaceXパッケージの詳細が明らかになるまでそう時間は掛からないはずだ。マスクCEOがほのめかすように、空を飛べるくらい速い、いやもしかしたら本当に飛ぶのかもしれない。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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