【ビデオ】中古車の自動販売機、米国で新たに2カ所がオープン 注文から納車まで販売員と会わずにクルマが買える! 
中古車販売業Carvanaは、同社を象徴する自動車の自動販売機をさらに2カ所にオープンした。先日、フロリダ州オーランドとワシントンDC郊外に位置するメリーランド州ゲイザースバーグに設置されたのは、ガラス張りの8階建てタワーだ。そこでは、まるで一袋のポテトチップスを購入するように、簡単にクルマを手に入れることができる。どちらも30台以上のクルマが収められており、4台分の受け取り区画が設けられている。また新設計のコイン投入口や待合室も見られる。だが、同社のビジネス・スタイルによって、販売員の姿はない。

現在、Carvanaは米国内11カ所で自動車自動販売機を稼働させている。フロリダ州内ではジャクソンヴィル、タンパを加え、3カ所となった。その他では、ナッシュヴィル、サンアントニオ、ヒューストン、オースティン、ダラス、ローリー、シャーロットにある。オーランドの情報サイト『Orlando Sentinel』によると、いずれの自動販売機にも販売員はおらず、クルマの補充、機器類のメンテナンス、利用客サポートのためのスタッフが少しばかりいるだけだという。

フェニックスに本拠を置く同社はオンラインのみによって注文から納車まで行う中古車販売業として数年前に創業した。中間業者を通さないことで、従来の中古車ディーラーにおける販売相場価格よりも1,500ドル(約16万円)ほど安い価格を実現している。クルマには100日間の保証が付き、1週間の返金保証もある。2015年にナッシュヴィルで初めて自動車自動販売機を設置した。



注文はオンラインで行い、納車は自宅まで配送を頼むか、あるいは最寄りの自動販売機を指定できる。自動販売機であれば、受け取った大判のコインをコイン投入口に入れて自動販売機を稼働させる。するとタワーからクルマが流れてくるというプロセスだ。クルマは一定のルートを通って受け取り区画に運ばれる。Carvanaのブログによると「その後、受け取り区画が開き、お客様は中でクルマを受け取ります。お客様は7日間、町を運転した後、最終的にそのクルマを購入すべきかどうか決めることができます」とのこと。

自動車の自動販売機はアジア圏でも人気を博しており、一部では密集した都会の限られたスペースにも設置されている。昨年末、フォードは中国ネット販売大手アリババグループと提携。いずれ巨大な猫型の自動車自動販売機でフォード車が販売される。シンガポールにも同様に自動車の自動販売機ビルがありベントレーフェラーリランボルギーニといった高級車が販売されている。


By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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