ポルシェ「ミッションE」市販モデルの車名は、「生気あふれる若馬」を意味する「タイカン」に決定!
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2015年のフランクフルト・モーターショーコンセプト・モデルを発表して以来、ポルシェはこれまで2年ほど「ミッションE」という言葉を公に使って来たが、このフル電動スポーツカーを来年から販売するにあたり、実際の呼び名を一般にも親しんでもらおうと市販モデルの車名を発表した。ミッションEはポルシェ「タイカン(Taycan)」として発売されることになった。

名前の由来は同社の"クレスト"に描かれているシュトゥットガルト市の公式紋章の馬であるという。タイカンとはポルシェによると「生気あふれる若馬」という意味で、同社の"厩舎"で一番新しいモデルの名前に相応しいと言えるだろう。「ポルシェの新しい電動スポーツカーはパワフルで高い信頼性を備えます。長距離を確実に走行することが可能で、まさに自由を象徴する車です」とポルシェAG取締役会のオリバー・ブルーメ会長は語っている。

ネーミングの発表とディーラーの準備に加え、ポルシェはこのタイカンの量産に向けて本社の大幅な改修と拡張に取り組んでいる。まずタイカン専用の組み立てエリアをツッフェンハウゼンの本社に新設し、新しい塗装工場や、塗装済みボディとドライブユニットを最終組み立てエリアに輸送するコンベアブリッジが現在建設中だ。エレクトリック・ドライブを製造するため既存のエンジン工場も拡大、ボディ工場も増設される。タイカンの生産によってツッフェンハウゼンでは新たに約1,200の雇用が生まれ、同社はヴァイザッハ開発センターへの投資も予定しているという。

これは2020年までのE-モビリティへの投資を、当初の計画から60億ユーロ(約7,742億円)以上に倍増させたものの一環である。追加された30億ユーロ(約3,871億円)の内訳は、5億ユーロ(約645億円)がタイカンのバリエーション派生モデルに、10億ユーロ(約1,290億円)が現行モデルの電動化に、7億ユーロ(約703億円)が新テクノロジー、充電インフラおよびスマート・モービリティに、そして生産拠点の拡張に数億ユーロが充てられる。

タイカンは2基の永久磁石シンクロナス・モーター(PSM)が600psを超える合計最高出力を発揮し、0-100km/hを3.5秒以下で加速するという。NEDC(新欧州ドライビングサイクル)基準による航続距離は500km以上とされている。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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