【ビデオ】滑らかな質感を長くキレイに保つために! スウェードやアルカンターラの汚れを適切に落とす方法をプロが伝授
スウェードや、その風合いを再現しさらに耐久性を高めた人工スウェードのアルカンターラは、クルマの内装にも多く使われている。手触りが滑らかで軟らかく、高級感のある素材だが、一般的なレザーよりも汚れやすいのが難点だ。クルマを掃除するコツをその道のプロが伝授するビデオ・シリーズ『Autoblog Details』から、今回はスウェードやアルカンターラを適切に掃除する方法をご紹介しよう。注意しないと表面が傷み、せっかくの風合いを台無しにしてしまう恐れがある。


今回の作業に必要な道具はこちら
・布シート用クリーナー
・スクラブパッド
・インテリア用ブラシ
・水を吸える掃除機
・マイクロファイバータオル


現代の市販車では、本物のスウェードに代わりアルカンターラが多く使われているはず。これはポリエステルとポリウレタンによる複合素材で、スウェードよりも耐久性が高く、汚れが付着しにくいという利点がある。ちなみにアルカンターラとはイタリアのアルカンターラ社が製造する商品名だが、もとは日本企業の東レが開発したもの。多くの日本車には日本で製造される「スーパースエード」という名称で採用されている。


掃除する際には、一度に広範囲にクリーナーを噴射するのではなく、狭い範囲から少しずつ作業を行うこと。まず、布シート用クリーナーを毛が柔らかいブラシの先端に吹き付け、それから掃除する範囲に少量のみ吹きかける。


大量に噴射しないように気をつけよう。クリーナーで濡らし過ぎると、アルカンターラは一般的な布地よりも乾くまで時間がかかるからだ。


次にアルカンターラの表面を、ある程度の泡ができるまで優しくブラシで擦る。ブラシの毛が汚れを浮き上がらせ、それを泡が包み込んだら、乾いたきれいなマイクロファイバータオルを使って汚れを泡ごと拭き取る。


この時、アルカンターラの生地を強く押したり、タオルで表皮をねじったり、繊維を押し潰したりしないように気をつけること。起毛の表面が潰れてしまうと、せっかくの滑らかな質感や光沢が失われてしまう。


汚れが落ちたら、掃除機に先端の細いノズルを取り付け、残った水分を吸い取る。こうすることで表皮の繊維が一本ずつ立ち、きれいですっきりした見た目になる。


ノズルが新品の場合、先端にバリがありそれが生地の表面を引っ掻いてダメージを与えることがあるので、2000〜3000番程度の目が細い紙ヤスリで磨き、柔らかな素材に触れても傷つけないように滑らかな形状に整えておこう。


シートの表皮全面がきれいになったら、最後にブラシをかけ、起毛繊維を同じ方向に立たせて整える。

アルカンターラはシート表皮だけでなく、ステアリング・ホイールやシフトノブ、ドアの内側、あるいはダッシュボードなど、インテリアの様々な箇所に使われている。耐久性と高級感を兼ね備えた人気のある素材だが、ちょっとした手間をかけてやると、その質感がより長く楽しめるだろう。

クルマ磨きのプロ、ラリー・コシラが愛車をキレイにするコツを教える『Autoblog Details』。次回もお楽しみに。

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