【ビデオ】フォルクスワーゲン「I.D. R Pikes Peak」が、パイクス・ピークでEV最速記録挑戦を前にテスト走行!
Related Gallery:Volkswagen I.D. R Pikes Peak

米国コロラド州パイクス・ピークでの電気自動車(EV)最速記録挑戦を前に、フォルクスワーゲンはその山の名前が付けられたレースカー「I.D. R Pikes Peak」にロマン・デュマ選手が乗り込み試走する様子を収めた動画を公開した。

いくつものカーブを抜け、風光明媚な山道を駆け登る美しいフォルムのレーシングカーから聞こえるのは、電気モーターが放つ甲高い音だけ。それに乗るデュマ選手は全長20km、カーブ156カ所のコースを攻め、標高4,302mのゴールを目指す。

この全輪駆動車は改造を重ねたNorma Auto Concept社製モノコックをベースとし、車両重量は1,100kgを切るという。エアロパーツにはポルシェのレースカーから流用した様々なものが使われている。動力源は2基の電動モーターで、最高出力680ps、最大トルク650Nmを発生し、0-100km/hを2.25秒で加速する。

パイクス・ピークにおけるこれまでのEV最速タイムは、リース・ミレン選手が最高出力1,600psの「eO PP100」で2016年に記録した8分57秒118だ。つまりVWは動力源のパワーよりも、車体の軽量化、ダウンフォースとエアロダイナミクスを駆使することで、あの山をより速く駆け上がろうという目論みなのだ。

デュマ選手は動画の中で「運転の感覚が全然違う。騒音もないし、ギアもない...ロケットみたいなんだよ。コーナーを立ち上がったら...そのあとのパワーが物凄い。信じられないくらいにね」と語っている。

今年のパイクス・ピーク・インターナショナル・ヒルクライム決勝レースは6月24日に予定されている。




By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
【ビデオ】フォルクスワーゲン、パイクスピークで電気自動車最速タイムを目指す「I.D. R Pikes Peak」の空力テストの様子を公開

VW、F1超えの加速でパイクスEV記録狙う「I.D. R Pikes Peak」実車公開。総合優勝も射程圏に

■関連動画