FCAのマルキオンネCEO、ダッジの今後について語る 「チャージャー」「チャレンジャー」は継続するが「ヴァイパー」復活は構想外
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先日、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の新5カ年計画が発表されたが、そのほとんどがジープ、ラム、マセラティアルファロメオの4ブランドに関するものだった。5年前の計画では、ダッジも主要ブランドの1つとして考えられていた。「ヴァイパー」、「チャレンジャー」、「チャージャー」のリフレッシュを含むラインナップの拡大が計画されており、2018年にはアルファ ロメオの「ジュリア」と新開発プラットフォーム「ジョルジオ」を共有する新型チャレンジャーとチャージャーが登場する予定だった。もしそれが実現していたら、現行モデルよりコンパクトで軽量化され、フォード「マスタング」やシボレー「カマロ」の良いライバルとなったであろう。しかし、時代は変わってしまったのだ。

ダッジが消えるわけではないものの、今後は車種が絞られるようだ。このブランドにとってパフォーマンスは重要だが、新型ヴァイパーの登場はしばらく期待できそうもない。FCAのセルジオ・マルキオンネCEOは、シンプルに「構想外」と述べている。同氏はヴァイパーの復活について、良いアイディアだが独立した製品として開発することは不可能だと考えているという。もしヴァイパーが復活するとしても、FCAの他のクルマ、おそらく今後登場が予定されているマセラティの新型モデルとコンポーネントを共有することになるだろう。

一方でマルキオンネ氏は、ダッジのチャレンジャーとチャージャー2車種の継続を認めている。しかし、次世代型にアルファ ロメオのプラットフォームを採用することは検討されていないようだ。マルキオンネ氏は、次期型にも現行のLXプラットフォームが引き継がれるが、度重なる改良が施されているため、もはやオリジナルが「分からないだろう」と述べている。LXプラットフォームは古く、その基本設計はダイムラー・クライスラー時代にまで遡る。だが、アルファ ロメオのジョルジオ・プラットフォームは欧州車として求められるサイズ・能力を反映して開発されているので、ダッジのような伝統的米国車には合わないとマルキオンネ氏は言う。

チャージャーとチャレンジャーのモデルチェンジがいつになるのか、マルキオンネ氏は明言しなかったが、次の5年以内には次期型の登場が期待できそうだ。既に実証されているV8スーパーチャージド「HEMI」エンジンのアップデートも予想されるが、よりパワフルな「バンシー」と呼ばれる7.0リッター・バージョンが搭載されるという噂もある。楽しみに待つことにしよう。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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