【ビデオ】GMのマーク・ロイス副社長がインディカーでペースカーを運転してクラッシュ! レース開始を27分遅らせ謝罪
米国デトロイトのベル島で開催された2018年のインディカー・シリーズ第8戦デトロイトGPは、レースのスタート前に起こった、インディカーのドライバーとは無関係のクラッシュが原因で、開始が遅れることになった。

ペースカーの2019年型シボレー「コルベット ZR1」がパレードラップ中にウォールに衝突したため、スタートが27分遅れたのだが、なんとこのペースカーのドライバーを務めていたのは、ゼネラルモーターズ(GM)のグローバル製品開発を担当するマーク・ロイス副社長だった。同副社長と助手席に乗っていたインディカーの競技役員であるマーク・サンド氏は共に無傷で、事故後にクルマから無事脱出した。

「本日の皆さんからの励ましに感謝します。私は無事です」と、ロイス副社長は自身のFacebookに投稿した。「私は何度も何度もこのコースで運転してきました。路面が濡れているときも、気温が低い時も、暑い時も、穏やかな日も、このレースでZ06や、グランスポーツ、その他の様々なモデルをペースカーとして走らせました。私にとって決して気が楽なことではありませんが、依頼を受けることは光栄でした」

「本日は、私の友人や家族、インディカー、我々の街や会社を落胆させてしまいました。すみませんの一言では言い表せません。私の知る限り世界で最も安全性の高いクルマを作り上げ、私を救ってくれた我が社のエンジニアたちに感謝します」

こう語るロイス副社長は、クルマを心から愛する自動車業界の幹部として評判が高い。

今年のインディ500を制したウィル・パワー選手は、同副社長に対して同情的だ。

「傾斜を上り切ろうとしたら、簡単にあのようになってしまう。トラクション・コントロールもオフになっていたはず」とパワー選手は語る。「そう、僕が思うには、本当に彼が悪いわけじゃない。ただ、あのコーナーが嫌なコーナーだってだけだよ。本当に簡単にやっちゃうから。分かるだろ? それがレーシングだ。これまでもペースカーのクラッシュを沢山見て来たし、沢山の人が濡れた路面で上手くいかずクラッシュしたのを見て来た。異常なことではない」

27分間遅延した後、予備のペースカーが用意され、インディカーのベテラン・ドライバーであるオリオール・セルビアがこれを運転した。レースはライアン・ハンター=レイ選手が勝利を収めた。



By JEREMY KORZENIEWSKI
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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