ジープが2022年までの5カ年計画を発表! 「デザートホーク」や復活する「ワゴニア」、10車種ものプラグイン・ハイブリッドを予告
FCAが6月1日にイタリア・バロッコのプルービング・グラウンドで開催したキャピタル・マーケット・デーにおいて、マイク・マインリー氏はジープの今後5年間におけるロードマップを発表した。マンリー氏は2009年にジープ・ブランドの社長兼CEOに就任し、これまでに「チェロキー」、「グランドチェロキー」、「ラングラー」のモデルチェンジや、派生モデルの「トレイルホーク」、「トラックホーク」などを成功させ、全世界で販売台数を150万台以上に増加させた功績がある。今後のプランも周到なようで、砂漠地帯での走行能力を高めた「デザートホーク」を2020年第一四半期に登場させるほか、「ワゴニア」と「グランドワゴニア」の復活、そして2021年中には全車種に電動化モデルを設定するという計画を明らかにした。

今回発表された5カ年計画は、4年前にものと比べると少々具体性に欠けるように見えるが、FCAにしてみれば、ある程度の柔軟性と余裕を持たせた計画であるということだ。前回の計画では、2018年までにグランドチェロキーのフルモデルチェンジと、新型「グランドワゴニア」の発売が行われているはずだったことを覚えている方も居るだろう。この2台はいずれ登場することにはなっているが、当初のスケジュール通りにはいかなかったのだ。


さらにジープは2022年までに全く新しい2車種の3列シートSUV(EセグメントおよびLow Dセグメント)と、「レネゲード」と「チェロキー」の次期型、そして待望のピックアップ「スクランブラー」(仮)を発売するとしている。コンパクトSUV「コンパス」のリフレッシュも行われる予定だ。これらのニュー・モデルは毎年2つずつ投入されるという。さらに世界規模では全部で10モデルのプラグイン・ハイブリッドと、4モデルの電気自動車(こちらは中国市場向けだろう)を用意するとのこと。既にこの日のプレゼンテーションではラングラー初のプラグイン・ハイブリッド車が公開された。また、2021年までにレベル3の自動運転機能を搭載していくという。

ジープはその伝統的なスタイルに大きな期待をかけており、間違いなくそれが同ブランドにとって強みの1つとなっている。その無骨で逞しいイメージは、既に多くのSUVが販売されている市場において、ジープの売り上げを伸ばすことに貢献している。FCAでは2018年末までに全世界で販売されるSUVのうち、17台に1台はジープのバッジを付けたものになると期待しているという。2019年にはその比率がさらに向上していることだろう。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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