【ビデオ】オランダのコーチビルダーも、シューティングブレークに改造したテスラ「モデルS」を公開!
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オランダのカスタム・メーカーであるRemetzCarは、最近完成したテスラ「モデルS」のシューティングブレークの最新画像とビデオを公開した。このシューティングブレークは、6月にオランダでお披露目されるという。

昨年12月にお伝えしたように、モデルSをワゴンに改造するように注文した人物は、シューティングブレークと電気自動車(EV)が好きなオランダ人カーコレクター、フロリス・デ・ラート氏だ。同氏は、RemetzCarがモデルSを霊柩車に改造したのを見て、今回の製造を依頼したという。そしてデザインを手掛けたのは、ロンドンに拠点を置くオランダ人デザイナー、ニールス・ファン・ローイ氏。製造を予定している20台のうち、最初の1台目は既に完成し、6月29日から7月1日までオランダのアペルドールンにあるヘット・ロー宮殿で開催されるインターナショナル・コンクールデレガンス・パレス・ヘット・ローでのデビューを待つのみとなっている。価格については公表されていない。


「私が希望したことは、単に荷室を最大限に拡大したクルマを作るのではなく、私が所有するテスラ モデルSを、ダイナミックに、スポーティに、そしてエレガントなシューティングブレークに変身させることでした」とデ・ラート氏は述べている。「ニールス・ファン・ローイ・デザインは今回の改造において、限られた予算の中で高級感のあるデザインを実現しながら、いくつかのオプションを設定してくれました。これによって大勢の目利きの人々に向け、それぞれの好みに合ったクルマを製作することが可能になったのです」。

RemetzCarによると、モデルSの主な骨格パーツとバンパーはそのまま残しながら、アルミニウム製のパネルでボディの後部を延長し、デザインを手直したCピラーと形状を変更したルーフ、改造したウィンドウシールを組み合わせ、そしてもちろん新たに製作したテールゲートにスポイラーとリア・ワイパー、3つ目のテールランプを装備した。ハンドメイドでクロームのモールディングを製作することが、このプロジェクトの最大のチャレンジのひとつだったという。サイド・ウィンドウ周囲に付け加えられたクロームが視覚的に長さを強調し、一般的なステーションワゴンに見られる後部の重々しさを取り除く効果があることは、ファン・ローイ氏のコメントから分かっている。他に難しかった作業としては、電気系の配線類や内装とヘッドライナーの調整、そしてクロームのトリムをルーフラインに沿ってパノラミック・ルームの周囲に装着したことなどを挙げている。

「全体的に見て、全ての製造プロセスは多くの技術的チャレンジを含み、完成までに長い時間を要しました」とRemetzCarは述べ、公式サイトでこの改造プロセスを細かく説明している。「ノウハウと長年の経験があったからこそ、これらのチャレンジに取り組み、そして毎回解決することができました。そしてRemetzCar シューティングブレークを現実のものにすることができたのです」。

最終的には、ステアリング・ホイール中央を除くほぼ全てのテスラのエンブレムが取り去られた。グローブボックスの中には、ゴルフのパターマットのようなグリーンの素材が貼られている。

モデルSのシューテングブレークについては、これより先に英国のQwest Norfolk社が完成させている。さらにイタリアのAres Design社も、カーボンファイバーとアルミ製ボディ・パネルを使用した超高級なバージョンを計画中だ。




By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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