アルファ ロメオが2022年までの5カ年計画を発表 「8C」と「GTV」をハイブリッドとして復活させると宣言!
FCAの2014年から2018年までの5カ年計画で、アルファ ロメオには壮大な計画が予定されていた。2018年までに"特別なモデル"も含め、8台もの新型車が発売されるはずだったが、実際に発売されたのは「ジュリア」と「ステルヴィオ」のみ。今年の投資家向けの会合で、アルファ ロメオのブランド責任者を務めるティム・クニスキス氏はその計画を野心的と語り、代わりにより現実的でかつより遠大な新5カ年計画を発表した。それによると、SUVと電動化に力を入れることに加え、2022年までに「8C」と「GTV」の名前を高性能なハイブリッド車として復活させることが宣言されている。

アルファ ロメオの新車販売台数は、2014年から160%上昇しており、2018年の販売目標を17万台としている。北米市場はその内の16%を占め、2013年の販売台数0台から大幅に増加した。今後発売されるクルマは、アルファ ロメオの現在の強みであるデザインとパフォーマンスに焦点を当てるという。


まず、新たに小型SUVと大型SUVを、現在のステルヴィオの上位と下位に投入する。そしてステルヴィオとジュリアは2020年までにマイナーチェンジを施すと同時に、ロング・ホイールベース版を設定する。これは主に中国市場向けだ。Cセグメント・ハッチバックの「ジュリエッタ」もマイナーチェンジが予定されているが、コンパクト・ハッチバックの「MiTo」はこのまま姿を消すことになりそうだ。

最も楽しみなニュースは8CとGTVの復活だろう。アルファ ロメオの新たなアイコン的スーパーカーとなる新型8Cは、カーボンファイバー製モノコック・シャシーのミドシップにツインターボ・エンジンを搭載し、さらにフロント・アクスルに搭載された電気モーターが前輪を駆動するという。合計最高出力は700馬力を超え、0-100km/h加速は3秒以下と発表されている。


一方、GTVはもう少し手が届きやすいモデルになるようだ。スーパーカーの8Cに対し、アルファ ロメオでは新型GTVを"スポーツカー"と表現している。おそらく、ジュリアをベースにしたクーペ になるのではないかと思われる。2名が乗れる後部座席を備え、前後重量配分は50対50になるという。パワーユニットはエンジンに「E-BOOST」と呼ばれる電気モーターのアシストを組み合わせたハイブリッドで、最高出力は600馬力以上。現行の「ジュリア クアドリフォリオ」の3.0リッターV6ツインターボ・エンジンが510psだから、これにモーターを加えれば600psを超えるということだろう。ただし、後輪駆動のジュリア クアドリフォリオと違い、GTVは(「ステルヴィオ クアドリフォリオ」と同様に)トルクベクタリング機構付きの4輪駆動になるという。

さらにアルファ ロメオは、これらの新型車およびマイナーチェンジするモデル全車に、電動化とレベル2もしくはレベル3の自動運転機能を採用していくという。そのうち6モデルは電気のみで50kmの距離を走ることができるプラグイン・ハイブリッドになるそうだ。今後の5年間は計画通り進むことを期待しよう。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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