走行中にフロントガラスを直撃した物はなんと斧! 九死に一生を得たドライバーは事故前後の記憶を喪失
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カナダ・サスカチュワン州サスカトゥーンに住むマッケンジー・ペドゥル氏は、過去に他のクルマからの落下物がフロントガラスを突き破り九死に一生を得た経験の持ち主だが、最近また同様の事故に見舞われてしまった。約十年前に起こった一度目の事故では、建築資材の鉄筋が突き抜けて来て、肩にかすり傷、割れたガラスの破片が少し顔に刺さるケガを負ったが、今回はなんと"斧"が飛んで来たのだ。これが頭部に当たったためペドゥル氏は短期の記憶喪失となり、運転していたフォード「F-150」の車内には血痕が至る所に残っている。

カナダの公共放送局CBCによると、電気技師のペドゥル氏は同州内ヨークトンでの仕事を終えて帰宅途中だったが、サスカトゥーンから約100kmの所にあるカリ鉱山を通り過ぎた時を最後に記憶がなくなっているという。そのおよそ1時間後に、乗っていたクルマの窓ガラスを女性がコツコツ叩く音でペドゥル氏は気がついたそうだ。路肩に停まっていた彼のピックアップ・トラックに女性が気づき、何か助けが必要かもしれないと思って停車したという。発見された時、ペドゥル氏の足はブレーキペダルに乗っていたが、どうやってクルマを路肩に寄せて停止させたのか、自分では全く覚えていないという。

現在、警察は事故を調査しているが手掛かりは見つかっていない。以前の鉄筋が突き抜けた事故でも加害者は見つかっていないという。

ペドゥル氏の妻は、発見された斧を壁に飾っておいたらと言っているそうだが、本人としては事故のことを思い出すような物を見えるところに置いておきたくはないらしい。ペドゥル氏はCBCの取材に対し、今ではフロントガラスに小石が当たっただけでも極度に反応してしまうと語っている。2度も間一髪で死を免れた事故に遭っていれば、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症しても不思議ではない。

この事故後、ペドゥル氏のもとには、自分も同様の経験をしたという人が何人も連絡をして来たそうだ。比較的よくあることだと知ってペドゥル氏は失望感を募らせている。

アメリカ自動車協会(AAA)交通安全財団が2015年にまとめた調査によると、全米では2011~2014年に落下物関連の事故が20万件以上も起きており、過去4年間に約3万9,000人が負傷し、500人以上が死亡したという。AAAは防水シート、ベルト、ネットやロープなどで積み荷を車両にしっかりと固縛するようドライバーに呼び掛けている。また、マフラーや排気管などが外れて落下物となることが多いことから、エキゾースト・システムが錆びついていないかチェックするよう注意を促している。

個人取引により品物を取りに行くことが増え、トラックを運転する人が増加している昨今、積み荷をしっかり固定することは非常に重要だ。道路にあいた穴にタイヤがはまれば、固縛されていない積み荷はトラックの荷台から飛び出してしまうかも知れないのだから。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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