シボレー「コルベット Z06」に巨大なウイングを装備してオレンジ色のアクセントを入れた車両が目撃される! 新しい高性能バージョンか!?
Related Gallery:2019 Chevrolet Corvette Z06 with ZR1 wing

シボレー「コルベット」のラインアップは現時点で十分に充実している。標準モデルの「スティングレイ」から、高性能でハードコアな「ZR1」まで揃い、その間には「グラン スポーツ」と「Z06」がある。しかし、さらにまだ新しいモデルを追加する余地があるらしいことが、今回ご紹介する写真から明らかになった。ボディは一見Z06のようだが、そこにはZR1の大型ウイングと"ある要素"が加えられている。ある要素とは何か? そう、それは"オレンジ色"のことだ。

公道で目撃されたこのプロトタイプは正式発表前にも関わらず、一切カモフラージュで覆われていなかった。代わりにマット・ブラックと鮮やかなオレンジ色を組み合わせたボディワークを、誇らしげにまとっている。フロントのロア・スプリッター、サイド・スポイラー、リア・ウイング、ブレーキ・キャリパーは全てオレンジ色で塗られており、エアベントやエアスクープにも同じオレンジ色のストライプでアクセントが施されている。このルックスは好みが分かれるところだろうが、米国版Autoblog編集部の1人は「ナイキがデザインしたようだ」と述べ、別のスタッフはシトロエンのホットハッチ「DS3 Racing」との類似性に注目した。


通常のZ06から変更された点を探ると、明らかに追加されたものがある。巨大なリア・ウィングだ。このウィングがZR1用の「ZTK パフォーマンス・パッケージ」に含まれるオプションであることは確かだ。興味深いことに、ZR1から転用されたエアロダイナミクス関連の装備はこれだけで、フロントとサイドのスプリッターはZ06と同じに見える。ブレーキはZ06でオプションのカーボンセラミック・ブレーキではなく、標準のスチール製ドリルド・ローターを装着しているようだ。そして牽引用フックがフロントとリアの両方に備えられている。

室内には、他にもいくつかサーキット向けの装備が見られる。最も目を引くのは鮮やかなオレンジ色のロールケージで、これは市販されている他のコルベットでは見たことがない装備だ。ポルシェのGTモデルのように、この装備が市販モデルに採用される可能性もある。あるいはサーキットでテストするために一時的に装着された安全装備かもしれない(しかし、それならなぜ、わざわざオレンジ色に塗ったのだろう?)。シートはZ06に用意されているオプションの「コンペティション・スポーツ・バケットシート」で、これが特に高性能なZ06であることを示唆している。

このコルベットを見るのは今回が初めてなので、最終的にどのような新モデルが登場するのかについては、現時点では想像するほかないが、おそらくZ06にシボレーがZR1の開発で学んだ要素を盛り込み、サーキット走行に最適化させたモデルになることは間違いないだろう。グラン スポーツがスティングレイの自然吸気エンジンのまま、Z06のエアロダイナミクスとサスペンションを与えられたように。あるいは単なるZ06用の新しいオプション・パッケージかもしれない。最悪のパターンとしては、オレンジ色が大好きなシボレーのエンジンニアが個人的な楽しみのためにでっち上げたクルマ、ということも考えられなくはない。いずれにせよ、注目しながらさらなる情報が入るのを待つことにしよう。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:2019 Chevrolet Corvette Z06 with ZR1 wing


■関連記事
シボレー、755馬力の最強モデル「コルベット ZR1」を発表! 

【ジュネーブ・モーターショー】シボレーの新型「コルベット グラン スポーツ」が米国から上陸

【試乗記】「ほぼ完ぺきだ!」 新型「コルベット・スティングレイ」(ビデオ付)

■関連動画