アイコン社がステルスEVと組み、1949年型「マーキュリー」を電気自動車にレストモッド!
質の高いレストモッド(レストア+モディファイ:オリジナルを尊重してレストアするのではなく、現代のパーツ等も流用して自由に改造しながら組み上げること)で知られるアイコン社が、新たな「Derelict」プロジェクトの1つとして、1949年型「マーキュリー」のクーペを手掛けている。一見古びた外観のまま、中身を高性能なホットロッドに仕上げるのは、今まで同社が得意としてきたところだが、それを知っていても今度のプロジェクトは衝撃的だ。アイコン社は電気自動車に関わるソリューションを提供する企業、ステルスEV社とタッグを組み、クラシックなマーキュリーを電気自動車(EV)に生まれ変わらせたのだ。

ICON 4x4 and Customs
@iconcustoms
「アイコン DerelictのEVマーキュリー!」

同車はTwitterに動画付きで投稿されている。その外観は、アイコン「Derelict」プロジェクトの1台にふさわしく、しっかりとしていながら年季の入った姿に仕上げられている。映像ではステルスEV社の関係者が説明を始めるのだが、一見するとボンネットの下に積まれているのはV8エンジンのように見える。しかし、説明によれば、それは2基のモーター・コントローラーで、その下にはテスラのバッテリーパック半分が搭載されているそうだ。センスの良い金属製のカバーで覆い、まるでV8エンジンが積まれているように見せているのだ。

モーターはトランスミッション・トンネル内に搭載されているらしい。ビデオの説明によれば2基のAMレーシング製モーターを使っているという。どのモーター・コントローラーを使っているかによるが、AMレーシング製のモーターなら最高出力700hpを発生する可能性もある。そのパワーはトランスミッションを介さず、ダイレクトに後輪を駆動する。シャシーはアート・モリソン社製で、独立懸架式サスペンションとリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを装備している。

実は、アイコン社がEVを作るのも、ステルスEVと共同開発するのも、これが初めてではない。例えば過去には、最高にイカしたフォルクスワーゲン「タイプ181(スィング)」のEV化を手掛けている。その最高出力は180hpに過ぎなかったが、マーキュリーに比べたらはるかに小型で軽量なクルマだった。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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