クルマのバンパーなどに使われている未塗装の樹脂製トリムは、汚れて色あせると見苦しいだけでなく、再びきれいにしようと思っても非常に苦労することになる。定期的に掃除して表面の劣化を食い止めることが大切だ。クルマをキレイするコツをその道のプロが伝授するビデオ・シリーズ『Autoblog Details』から、今回はそんな樹脂製トリムのメインテナンス方法をご紹介しよう。


今回の作業に必要な道具はこちら

ブロワ機能付き掃除機
・多目的クリーナー
手袋
マスキングテープ
毛の硬いブラシ
プラスチック光沢復活剤


樹脂製トリムが劣化や色あせする、最も多い原因は紫外線によるものだ。つまり、樹脂の表面をきれいにして、保護剤などをよく密着させ、紫外線を防ぐようにするしかない。


まずは 樹脂製パーツの表面に付着したゴミや汚れをよく洗い落とす。


次に多目的クリーナーをたっぷりと吹きかけ、保護剤や黒さを取り戻す染料の浸透を妨げる油分をしっかりと取り除く。


クリーナーを吹きかけたら2~3分待ち、それから毛の硬いブラシを使って、中くらいの力を入れて、円を描くように洗っていく。

ボディをワックス掛けした際に、無塗装の樹脂製バンパーにもワックスが付着することがある。これを残さず取り除くには、何度かクリーナーを吹きかけてブラシで擦る作業を繰り返す必要があるかもしれない。


十分に洗い流したら、万が一にも再び汚れが付着してしまう前になるべく急いで水分を乾燥させた方がいい。ブロワ機能付き掃除機があると便利だ。プラスチック光沢復活剤を樹脂表面に浸透させるには、完全に乾かすことが絶対に必要だ。


プラスチック光沢復活剤には、黒い染料が含まれているものもある。この染料がボディの他の部分に跳ねたり垂れたりして汚さないように、周囲をマスキングテープで覆っておこう。


手袋をして、キャップがしっかりと締まっていることを確認してから、保護剤のボトルを20秒ほど振って中身をよく撹拌する。


作業は直射日光を避けた場所で行うこと。使い捨てのペイント用スポンジに保護剤を少量つけて、全面に塗り残しがないように、縦横に方向を変えながら、ていねいに重ね塗りしていこう。


一度塗り終わったら15~20分ほど乾かす。その間に水分がついたりしないように注意し、乾く前にさらに塗り重ねたりもしないこと。


一度目に塗った保護剤が乾いたら、もう一度同じ作業を繰り返す。

そして完全に乾くのを待ってから、マスキングテープを剥がす。使用したペイント用スポンジは、他の場所に染料がつかないように注意して捨てること。


経年によるダメージの具合や、愛車が普段どのくらい紫外線に晒されているかにもよるが、上記の作業を年に1~2回行えば、黒々としたバンパーの光沢を保つことができるだろう。

覚えておいて欲しいのは、樹脂製トリムが紫外線による化学変化で劣化してしまったら、いくら洗っても元の色には戻らないということ。白髪と同じで、定期的に染めることが唯一の修復方法となる。

クルマ磨きのプロ、ラリー・コシラが愛車をキレイにするコツを教える『Autoblog Details』。次回もお楽しみに。

※動画で日本語字幕が表示されない場合は「CC」をクリック



■関連記事
【ビデオ】ピカピカなホイールで魅力アップ! 簡単だけどプロ級に美しくなるホイールの掃除の仕方

【ビデオ】プロが教える、排気口をピカピカに磨くコツ!

【ビデオ】3分でわかる、車内のプラスチック製トリムをキレイにする方法! しつこい汚れを落とすコツもご紹介