アストンマーティン、「DB11」をさらにパワフルにした新型フラッグシップ「DB11 AMR」を発表!
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アストンマーティンが「DB11」をさらにパワフルにした「DB11 AMR」を発表した。我々の予想通りのクルマだが、だからといってこの(現時点での)究極的なDB11のインパクトが薄まるわけではない。AMRのについてご存じない方のために、簡潔にバックグラウンドを説明しよう。2017年3月、アストンマーティンは全モデルに、この「アストンマーティン・レーシング」の頭文字を取った高性能モデルのシリーズを展開すると発表し、その第一弾として「ヴァンテージ AMR プロ」と「ヴァンテージ AMR 」、そして「ラピード AMR」を発表した。

現在では先代となった「ヴァンテージ」をベースとする2つのモデルの名称から分かるように、AMRには2種類ある。アストンマーティンのメインのデザイン・チームとエンジニア・チームが手掛ける量産モデルのAMRと、アストンマーティン・アドバンスト・オペレーションによって広範囲に改造が施された少量生産モデルで、レースで培われたテクノロジーをより色濃く反映させたAMRプロだ。


バックグラウンドはさておき、DB11 AMRの5.2リッターV12ツインターボ・エンジンは、DB11 V12を30hp上回る最高出力630hpを発生する。これによって0-100km/h加速は3.7秒と、DB11 V12より0.2秒縮まった。最高速度334km/hは、世界最速のGTカーの1台であると同時に、アストンマーティンの量産モデルの中で最速となるという。

詳細は不明だが、アストンマーティン・ダイナミクス・チームによってサスペンションとシャシーも改良され、アストンマーティンによれば「しなやかな乗り心地を犠牲にすることなく、路面フィールをダイレクトに伝える」という。この言葉を疑う理由はない。トランスミッションのシフト・タイミングにも調整が加えられ、エキゾースト・サウンドもわずかに増強されているそうだ。

ビジュアル面では、素地が露出した多くのカーボンファイバーと、グロスブラックで塗られたディテールが目を引く。クロームの光沢は抑えられ、フロント・グリルやヘッドライト・サラウンド、エキゾースト・テールパイプはダーク仕上げ、テールランプはスモークが施されている。


インテリアもダークカラーをテーマにしており、モノトーンのレザーとアルカンターラが全体に張られているが、それと大胆に対比させたライム・カラーのストライプやステッチが入れられている。

DB11 AMRは、ダークで少し先進的、そしてよりスポーティになっているが、視覚的に運動性を感じさせる一方で、伝統的な英国流のコンフォートとデカダンスも維持されており、アストンマーティンの慎重にバランスをとるという気質がよく表れている。思わず目を奪われる蛍光ライムのアクセントは、グランツーリスモというよりナイキのシューズを彷彿とさせる。だが、それがAMRの特徴なのだ。


このDB11 AMRの価格は17万4,995ポンド(約2,600万円)。納車は2018年夏ごろに開始となるようだ。スターリング・グリーンとライムカラーでペイントされた「AMR シグネチャー・エディション」は世界限定僅か100台で、価格は20万1,995ポンド(約3,000万円)。もし興味があるなら、今すぐアストンマーティンのディーラーに連絡した方がいいだろう。


By ALEX KIERSTEIN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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