フォルクスワーゲン、290馬力の「ゴルフ GTI TCR」を発表! 2018年末に量産開始
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毎年オーストリアのヴェルターゼーで開催されるフォルクスワーゲン(VW)のファン・ミーティングでは、VW自身も特別なクルマを披露する。それは昨年の若い実習生たちが製作した「ゴルフ GTI」のハイブリッドから、2007年に我々の度肝を抜いたW12エンジン搭載の「ゴルフ GTI W12-650」のようなワイルドなものまで様々だ。あるいは今年の「ゴルフGTI TCR コンセプト」のように、すでに量産準備が整っていることもある。


この通常よりもさらにホットな「ゴルフ GTI」は、ツーリングカー・レースを戦う同名のクルマの公道バージョンとして開発されたという。2.0リッター直列4気筒ターボ・エンジンは、冷却能力を高めるために2基のラジエーターを追加し、最高出力290psと、そして370Nmもの最大トルクを1,600rpmから発生。7速デュアルクラッチ・トランスミッションとリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを介して前輪にのみを駆動する。最高速度は250km/hに制限されるが、オプションでリミッターを解除すれば264km/hに達するという、まさに史上最速のGTIだ。


TCRの外観は、新デザインのフロント・バンパーとシャープなフロント・スプリッター、追加されたサイドスカート、アグレッシブなディフューザーを備えるリア・バンパーによって通常のゴルフ GTIと区別される。サイドスカートの上部には、小さな「TCR」のロゴが描かれており、両サイドにハニカム模様のグラフィックを施すことも可能だ。18インチの「Belvedere」鍛造アルミ合金ホイールを標準装着するが、オプションで19インチも選べるという。パフォレーテッド・ディスクによってブレーキも強化されている。


インテリアも通常のGTIから変更されており、中央に目を引く赤いストライプが入ったマイクロファイバー/ファブリック張りのスポーツ・シートを装備。マイクロファイバーはドアの内張やシフトレバー・ブーツにも使用されている。レザー巻きのステアリング・ホイールには12時の位置に赤いラインが入る。

このゴルフ GTI TCRは2018年末に量産が始まる予定だという。発売時にはその性能を最大限に引き出せるオプション・パッケージが用意され、これを選ぶと速度リミッター解除や19インチ・ホイールに加え、シャシーもさらに運動性能を高めたチューニングが施される。価格や日本における販売の有無についてはまだ発表されていない(米国には導入されないという)。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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