スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス、新しい公道走行可能なレースカー「SCG 004CS」のレンダリング画像を公開
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映画監督でエンスージアストのジェームズ・グリッケンハウス氏率いるスクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(SCG)は、昨年秋に3人乗りスーパーカー「SCG 004S」を米国で少量生産すると発表した。ボディもシャシーもカーボンファイバー製の車体は約1,180㎏と軽量で、6速マニュアル・ギアボックスが標準だが追加料金でパドルシフトも選べる。そのサーキット専用仕様は「SCG 004C」と呼ばれ、GTE、GTLM、GT3、GT4規定のレースや、ニュルブルクリンク耐久シリーズのSPXクラスに参戦できるように開発されている。

そしてさらにSCGは、この004Cを公道走行も可能にした「SCG 004CS」と呼ばれるモデルの開発を発表。レンダリング画像を公開した。

004CSのインテリアは004Sに近く、エクステリアは004Cに近いが、公道走行向けのフロント・スプリッターとリア・ディフューザーを装備する。オプションでセンターロック式ホイールも装着できる。004には当初、5.0リッターV8ツインターボ・エンジンの搭載が予定されていたが、今年3月には日産「GT-R」の3.8リッターV6ツインターボ「VR38DETT」エンジンを搭載することが発表された。最高出力は004Sが690hp前後、004CSでは900hp近くになるという。


SCGは004Cだけでなく004CSもレースに参戦させる予定で、2020年のニュルブルクリンク24時間レースには、数年前の「003CS」と同じ手法で、レース仕様と公道仕様のハイブリッドとなる004CSが出場することになるだろう。キャメロン・グリッケンハウス氏は、滞在先のホテルからニュルブルクリンクまで004CSを運転した後、クルマをレース・スタッフに引き渡し、エンジンを競技用に交換してレースに参戦させるつもりだと語っている。SCGは2019年のニュルブルクリンク24時間レースにもエントリーする予定だが、その時はおそらく003Cで臨むことになるだろう。

004Sの生産はニューヨークにあるSCGのスリーピー・ホロウ工場で今年後半から開始される。SCGは少量生産自動車メーカーとして米国政府の認可を取得しており、この40万ドル(約4,400万円)のクーペを最大325台まで製造することが可能だ。各車両には登録可能なVINナンバー(車両識別番号)が刻印される。まずは25台のファウンダーズ・エディションが製造される予定だが、SCGによれば2018年の生産分はすべて売約済みだという。2020年には、ホモロゲーションの要件を満たすため、毎年250台の製造を予定している。004Cと004CSの価格についてはまだ公表されていない。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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