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次期型アウディ「S8」セダンが年内に発表されるとドイツの自動車メディア『Auto Bild』が報じたことを受け、果たしてどのようなクルマになるかを様々な報道の情報から推測してみたい。自動車メディア『autoevolution』によれば、次期型D5系S8のエンジンは、アウディがベントレーと共同開発した現行型D4系に搭載されている4.0リッターV8ツインターボではなく、ポルシェ「パナメーラ ターボ」新しい4.0リッターV8ツインターボを採用するという(シリンダー数と排気量は同等だがボア:ストロークが異なり、新型エンジンの方がショート・ストロークになる)。その最高出力はポルシェの550psから530ps程度にデチューンされるが、現行型D4系S8が登場した時の520psより向上する。

とはいえ、D4系S8の最終モデルとして現在も米国や日本で販売されているのは、2011年に発表されたS8ではなく、それに代わって2016年に導入された「S8プラス」であり、その最高出力は605psとなっている。つまり、現行のS8プラスと比較すると、新しい"標準の"S8はパワーダウンすることになる。

しかし、英国の自動車専門誌『EVO』は昨年7月、S8プラスに代わるモデルも設定されることになると報じている。ポルシェの「パナメーラ」とアウディの「A8」はパーツを共有するように開発されているため、いずれかのタイミングで「パナメーラ ターボ S E ハイブリッド」のハイブリッド・パワートレインがS8に搭載されるのではないかと同誌は推測しているのだ。このセダンはS8プラスではなく「S8 e-tron」と名付けられ、最高出力はパナメーラ ターボ S E ハイブリッドより50ps抑えられた630ps程度になると予想されている。

最高出力630psのS8 e-tronは、高張力鋼とアルミニウムを組み合わせたMLB Evoプラットフォームによる軽量化と、アクティブ・サスペンションや4輪操舵を採用することで、ハイパワーを最大限に活用できるクルマになるだろう。ただし、外観は路上で際立つものにはならない可能性が高い。ニュルブルクリンクでテスト中の車両を見ると、新型A8との目立った違いは、大型化したブレーキと4本出しになったエキゾースト・テールパイプくらいだったのだ。ただし、市販モデルでは前後フェイシアの変更や21インチ・ホイールなどによって、もう少しA8と差別化が図られるはずだ。


By JONATHON RAMSEY
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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