ポルシェ、新型「カイエン E-ハイブリッド」を発表! 0-100km/h加速5.0秒、燃費は31.2km/L!
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ポルシェの新型「カイエン」は、同社の長きに渡る稼ぎ頭の三代目だ。皆さんもご存知の通り、SUVのカイエンと「マカン」が売れているおかげで、同社は新型「911 GT3 RS」のようなGT部門の製品に資金を投入することできる。そんなポルシェの顧客層を広げつつ、SUVはガソリンを食うという世評をかわすため、新型カイエンにもプラグイン・ハイブリッドが用意された。

期待通り、新型「カイエン E-ハイブリッド」は、すべての測定可能な点において、その先代から向上している。過給機が先代のスーパーチャージャーからシングル・ターボに改められた3.0リッターV型6気筒エンジンは、1基の電気モーターと組み合わされ、システム合計で最高出力462ps、そして最大トルクは700Nmをアイドリング時の1,000rpmという低回転から発生する。0-100km/h加速は5.0秒、最高速度は253km/hに達する。ちなみに先代の「カイエンS E-ハイブリッド」は最高出力416ps、最大トルク490Nm、0-100km/h加速5.9秒、最高速度243km/hだった。


もちろん、向上したのは動力性能だけではない。プラグイン・ハイブリッドの大きな利点は電気のみで走れることだ。新型カイエン E-ハイブリッドは先代の10.8kWhから大幅に増大した14.1kWhのバッテリー・パックを採用し、これはカーゴスペースの床下に設置されている。電気のみで走れる最大距離は先代の36kmから44kmに、最高速度も125km/hから135km/hに引き上げられた。新欧州ドライブサイクルに基づく燃費は3.4〜3.2L/100km(約29.4km/L〜31.2km/L)と発表されている(装着するタイヤによって異なる)。230V10Aの電源から標準の3.6kWチャージャーで充電すると7.8時間、オプションの7.2kWの車載チャージャーを使用して230V32Aの電源と接続すれば2.3時間でバッテリーはフル充電できるという。

オーナーは、スマートフォン用アプリ「Porsche Connect」を使って充電の状況を離れた場所から確認できる。このアプリは遠隔操作で車内の温度を設定したり、充電ステーションを見つけて案内もしてくれる。


新型カイエン E-ハイブリッドは、完全電動から純粋にパフォーマンスを追求したものまで、全部で6つのドライブモードから選択できる。「E-Power」モードはバッテリーが尽きるまで電動モーターのみを使用する。「Hybrid Auto」モードはエンジンと電動モーターの両方を組み合わせ、最良の燃費を引き出す。「E-Hold」モードはバッテリー残量を温存し、後に市街地などに入る時に備える。「E-Charge」モードはガソリン・エンジンの余剰エネルギーを使ってバッテリーを充電する。「Sport」モードと「Sport Plus」モードでは、電気モーターの力をパフォーマンスのブーストに利用できる。「Sport」モードが走行中に必要に応じてバッテリーを充電して次の加速に備えるのに対し、「Sport Plus」モードでは可能な限り早急にバッテリーを充電し、いつでもモーターによるブーストを使えるようにしておく。


外観上の特徴は、E-ハイブリッドに欠かせないアシッド・グリーンのアクセントがエンブレムやブレーキ・キャリパーに施される。インテリアもタコメーターと「スポーツクロノ」メーターの針にアシッド・グリーンが用いられる。カイエン E-ハイブリッドではスポーツクロノ・パッケージとポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメントが全車標準装備となる。他にE-ハイブリッドならではの装備は、バッテリー充電量やエネルギー消費の表示などがある。

さらにオプションとして、ポルシェ初のヘッドアップ・ディスプレイや、新しい22インチ軽量合金製ホイール、オフロード・パッケージ、そしてナビゲーションと連動してハイブリッドの効率を最大化する「ポルシェ インノ・ドライブ」などが用意されている。

新型カイエン E-ハイブリッドの日本における販売価格はまだ発表されていないが、米国では先代のカイエンS E-ハイブリッドと同程度になる予定だ。


By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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