ジープ「ラングラー JK」最後の1台がオハイオ州トレド工場からロールオフ
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これでJK型ジープ「ラングラー」とお別れだ。

2006年の発表以来、これまで216万5,678台が生産された「JK」と呼ばれる3代目ラングラー最後の1台が4月27日、オハイオ州トレドにあるフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の工場からロールオフした。工場の従業員たちが記念撮影をする中、生産ラインを出た白い2018年型「ラングラー ルビコン アンリミテッド」は、今後ジープ・ブランドのショーカーとして使われることになるという。FCAはこの工場に、2019年上半期に発売が予定されているジープの新型ピックアップの生産体制を整える。

FCAのトレド・アセンブリー・コンプレックスでマネージャーを務めるチャック・パッデン氏は、「ラングラーの歴史において当工場が果たしてきた役割と、同車がトレド地域に及ぼしてきた影響を大変誇りに思います。ジープの新型ピックアップ・トラックに対しても同様に関わっていきたいと考えています」とプレスリリースで述べている。

ラングラーJKは2006年から、サプライヤーのKUKAやヒュンダイモービスと敷地を共有する環境の中で生産されてきた。KUKAはボディ、ヒュンダイモービスはシャシーについてそれぞれ製造過程を管理しており、両社とも2018年第4四半期に生産が開始される新型ラングラー・ベースのピックアップについても同じ役割を担う。ちまたで「スクランブラー」と呼ばれているその新型ピックアップは、まだ厳重にカモフラージュされた姿しか目撃されていないものの、数週間前にはもっともらしく描かれたレンダリング画像がファン・フォーラム『Jeep Scrambler Forum』に掲載されている。発売は2019年4月とみられている。

FCAセルジオ・マルキオンネCEOによれば、新型ピックアップの販売台数は年間約10万台と見込んでいるという。トレド工場の年間生産能力は約30万台とされている。

一方、FCAは新しいJL型としてラングラーの生産を続けているが、その生産場所は、ジープ・ブランドとラム・ブランドを拡充するため、45億ドル(約4,933億円)を投じた生産体制再編成の一環として、トレド・アセンブリー・コンプレックスの北側に移動した。ラングラーJLは、最高出力285hpと最大トルク35.9kgmを発生する3.6リッターV6エンジンを搭載する。また、最高出力270hp、最大トルク40.8kgmの2.0リッター直列4気筒ターボ・エンジンと8速ATの組み合わせも選択できるが、エンジンに1,000ドル(約11万円)、トランスミッションに2,000ドル(約22万円)の追加料金がかかる。2019年には、4ドア・モデルに3.0リッターのディーゼル・エンジンも追加される予定だ。


By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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