2018年のゴールデンウィークもはや折り返し、家族でどこかへおでかけになられたという読者の方々も多そうです。かくいう筆者も家族サービスを求める子どもの声に押され、鈴鹿サーキットまで足を伸ばして来ました。というのも、鈴鹿サーキットでは遊園地「モートピア」内に隠されたいくつかの謎を、スマートフォンを使ってクリアしていくイベント「Formula1×リアル謎解きゲーム~伝説のF1マシンの謎を解け~」を開催しているから。

実はこのイベント、F1を取り仕切るFormula One Management(FOM)と、DAZNのF1中継などでおなじみ小倉茂徳氏が監修する、れっきとしたF1公認イベント。参加費用は1組たったの1500円ながら、みごとクリアした人には、10月に開催されるF1日本グランプリのチケットまたはパドックパスが抽選でプレゼントされるという、大人のモータースポーツファンだけでなく未来のファン層である子どもたちにも夢のある企画です。
 
鈴鹿サーキットに到着したら、まずは遊園地「モートピア」入園券を購入。園内の様々なアトラクションもどんどん楽しみたいという場合は、入園券ではなくパスポートを購入することをおすすめします。なお、入園券やパスポートは各種割引きも用意されていますので、うまくつかえば家族トータルでの支払いがけっこう安くあがったりします。

無事に園内に入れれば、すぐにモータースポーツグッズやお土産を販売している「ゲートショップ」・「ガレージアール」・「レーシングゾーン」・「サーキットプラザ」・「プッチタウンストア」のいずれかへ向かい、謎解きゲーム専用のツールを購入しましょう。謎解きをしていくにはスマートフォンが必要なので、家族で参加する場合などはスマートフォンを持っている人数分を購入すると、それぞれで別れて挑戦もできます。


ショップ内にはしれっとザウバーC31の風洞モデルが


ここで渡される専用ツールの内訳は、ここ鈴鹿サーキット歴代のF1マシンが描かれたクリアファイルとそのなかに小さな冊子、ステーッカー、鉛筆がひとつずつ。あとの情報は冊子に印刷されたQRコードからアクセスできるスマホサイトでストーリーが展開してゆきます。


早速スタートすると、スマホの画面から「アー・ユー・レディ?」と鈴鹿サーキットオフィシャルアナウンサー、ピエール北川氏の声。ピエール氏は謎解き中もちょいちょい現れては情報を提供してくれます。

つづいてレーシングスーツを着た少年、ハルトくんが現れ「一緒に伝説のF1マシンを作り上げよう」と話しかけてきます。これが最初の選択肢。ここで「いいえ」を選ぶ人はまずいないと思いますが、時間に余裕がある声優マニアなら、すべてのセリフを聞くために試してみるのも一興です。

なお、ツールに付属の冊子がクリアのための謎そのものになっており、それを解くには、モートピア内各所をめぐる必要があります。あせらず、ひとつひとつ謎を解いていきましょう。わからなければスマホの画面からヒントを得ることもできます。


最初は冊子内やスマホ画面に表示される写真の場所を訪れ、そこにうまく隠された問題を見つけ出しては解いていく流れ。比較的スイスイとストーリーは展開します。ところが、「あれ、もうすぐクリアじゃないの。楽勝すぎない?」と思い始めたあたりで、新たなパターンの謎や追加要素が。そして最終的に「へえ、こうなるのか!」と関心させられる展開が参加者を待っています。


園内にはセナやプロストらがF1日本GPで着用したヘルメットやレーシングスーツも展示


ネタバレを避けるため、記事ではこれぐらいしかご紹介できないのがなんとも歯がゆいものの、謎解きの難易度は小学3〜4年生ぐらいなら充分にクリアできるレベル。むしろF1やモータースポーツを知らなくても大丈夫なのが素晴らしいところです。

実際、クルマにまったく興味が無いながら、自身のスマホを片手に挑戦した中学1年の娘も、モートピアのアトラクションを楽しみつつもしっかり最後までクリアし、「面白かった」と喜んでいました。


遊園地でたっぷり楽しめて、さらに(運が良ければ)F1パドックパスやチケットも入手できる謎解きゲーム。もしも、お子さんのF1観戦デビューをお考えのお父さんなら、これをきっかけにするのも良いかもしれません。

なお、「Formula1×リアル謎解きゲーム~伝説のF1マシンの謎を解け~」イベントはゴールデンウィーク以降もF1日本GP決勝レース翌日の10月8日まで鈴鹿サーキットで開催しています。ただし、F1日本GPのチケットもしくはパドックパスの抽選は、8月31日までに応募する必要があります。当選発表は9月初旬頃に当選者にのみ通知するとのことです。

蛇足ですが、鈴鹿サーキットでのF1日本グランプリ開催は今年が30回目の節目イヤー。F1といえばチケット代が高い...とお考えのお父さんお母さんに伝えておくと、なんと今年の日本グランプリは中学生以下の子どもならすべての指定席が3000円で購入できる特別価格になっています。それでいてモートピアのパスポートも兼ねているので、もし初めてF1を観るお子さんがレースに飽きてしまっても、遊園地を存分に楽しむことができます。チケットの一般発売は5月13日からです。