セルジオ・マルキオンネ氏、フェラーリの電気自動車開発計画を先送り
フェラーリ電気自動車(EV)の開発計画を見直しているようだ。以前、同社のセルジオ・マルキオンネ会長は、EVは2018~2022年の事業計画の1つと語っていたが、フェラーリに完全電動化の時代が訪れるのは、まだ先の未来になりそうだ。

今年1月、デトロイトで開催された北米国際オートショーと同時期にマルキオンネ氏は「EVスーパーカーが生産されるなら、フェラーリが最初のメーカーになるだろう」と述べていた。しかし、自動車メディア『Automotive News』が報じるところによると、マルキオンネ氏は4月13日の社内会議でその主張に修正をかけ、フェラーリの完全電動化は「現時点では適切ではない」と発言したという。もし、フェラーリからEVが登場するとしても、2022年以降になるだろう。そもそもマルキオンネ氏は、2016年にフェラーリのEVについて「不愉快なコンセプト」と評し「まずは私を撃ち殺してからにしてくれ」とまで言っていた。

フェラーリは今後しばらくの間、全モデルにガソリン・エンジンの搭載を継続していくようだ。ただし、それにハイブリッド技術が組み合わされる可能性は高い。マルキオンネ氏によると、将来的にどのモデルにハイブリッドを採用するかについて、フェラーリでは検討が続けられているという。今年1月のデトロイトで、同氏はフェラーリ初の量産ハイブリッド・モデルを2019年秋のフランクフルト・モーターショーで発表すると語っていた。これまでフェラーリは限定生産モデルの「ラ フェラーリ」と、そのオープントップ・バージョン「ラ フェラーリ アペルタ」で既にハイブリッドを採用している。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
フェラーリのマルキオンネCEO、年間生産台数を1万台に引き上げるため全モデルのハイブリッド化を示唆

■関連動画