アウディ、2.0リッター直列4気筒ガソリン直噴ターボ・エンジンの冷却液ポンプに発火のおそれ 全世界で116万台の車両をリコールすると発表
アウディは、2.0リッター直列4気筒「TFSI」ガソリン直噴ターボ・エンジンを搭載した約116万台の車両を全世界でリコールすると発表した。冷却液ポンプ内の水蒸気が原因で冷却液ポンプが発火を引き起こす可能性があるという。さらに、このポンプは冷却システムのゴミで塞がれる可能性があるということだ。

今回のリコール対象として米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)に届け出があった車種は、2.0 TFSIエンジンを搭載した2013年から2017年モデルの「A5」と「Q5」、2013年から2016年モデルの「A4」セダンと「オールロード」、さらに2012年から2015年モデルの「A6」となる。これらのエンジンに備わる電動冷却液ポンプは、オーバーヒートやショートを起こし、発火に至る可能性があるという。現在のところ、この欠陥に関する事故や負傷については報告されていない。米国ではおよそ34万2,000台がリコール対象となる。改修用の交換部品が用意でき次第、ディーラーでポンプを無償交換するとのこと。なお、米国以外の日本や英国におけるリコールについては現在のところまだ発表されといない。

冷却ポンプの不具合でこれらの車種がリコールされるのは、実は2017年1月に続き、2度目となる。アウディは、ゴミがポンプを塞いだ場合、ポンプの電源が自動的にオフとなるソフトウェアを開発し、これで改修しようと試みたが、適切に処置できなかったようだ。そのため1年数カ月後にポンプ全体を交換する結果となってしまった。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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