ピニンファリーナ、正道集団のためにデザインした2台の新作コンセプトカーを北京モーターショーで発表
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香港を拠点とする電気自動車サプライヤーの正道集団(ハイブリッド・キネティック・グループ)は、3月のジュネーブモーターショーで、ピニンファリーナがデザインを手掛けた「HK GT」クーペを発表した。HK GTはガルウィング・ドアを備え、アルミニウム製シャシーを採用した高級電気自動車(EV)であった。そして今回、同社は北京モーターショーにおいて、ピニンファリーナと新たに共同開発した2台のコンセプトカーを公開した。

ボディがカッパー・カラーでペイントされた「H500」は、ファストバック・スタイルの4人乗りセダンだ。前席と後席の両方にタッチスクリーン・パネルが装備されており、ダッシュボードからドアパネルにかけて、キャビンを取り囲むようにディスプレイが組み込まれている。


一方、コンパクトSUVの「K350」は、H500よりも若い層をターゲットにしている。こちらも4人乗りで、後部座席の中央には隆起したコンソールが備わる。エクステリアのサイド部分は、ウエストラインが後方でキックアップし、その上に浮いて見えるフローティングルーフが特徴的だ。2台とも車幅いっぱいに広がるテールライトを採用している。


ピニンファリーナによると、HK GTを始めとするこの3台のコンセプトカーには、正道集団が開発した電動パワートレインを搭載し、最高出力は400hpを超えるという。レンジエクステンダーによって1,000km以上の距離を走ることが可能だ。最高速度は250km/h、0-100km/h加速はH500が4.5秒、K350は4.7秒と発表されている。統一したヘッドライトとフロントグリルを採用することで、それぞれ全く異なるスタイルにもかかわらず、共通したファミリー・フェイスに仕上がっている。


3台ともまだコンセプトカーの段階だが、ピニンファリーナは正道集団との長期的なパートナーシップを望んでいるため、すぐにでも市販化することが可能だろう。ピニンファリーナのシルヴィオ・ピエトロ・アンゴーリCEOは次のように語っている。「我々は正道集団と電気自動車の新ラインを一緒に作りあげており、グローバル市場に向けた正道集団初の市販車の発表とともに、これらの市販化に向け取り組んでいます。北京で発表された3台のモデルは、我々の長期的かつ実りあるパートナーシップにおいて、新たな一歩にすぎないのです」


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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