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日産の中国における合弁会社、東風汽車有限公司のヴェヌーシア部門である東風啓辰汽車公司(東風啓辰)は4月25日、ヴェヌーシアブランドの新型コンセプトカー「The X」を北京モーターショーにて披露した。

The Xは、ヴェヌーシアブランドの新しいデザインと将来モビリティについてのビジョンを示すコンセプトモデルとのこと。

中国市場において、日産は、日産ブランドの他、高級車ブランドのインフィニティに加えて、ヴェヌーシアブランドで比較的コンパクトなモデルをエッジを効かせたスポーティーなデザインで展開している。

しかし、今回公開されたThe Xは、ヴェヌーシアの新しいデザインが採用され、インフィニティモデルに近い高級感を感じさせる仕上がりとなっている。つまり、今回のコンセプトモデルの反響次第で今後のデザインの流れが変わる可能性もあるだろう。


フロントはグリルとV型のロゴが強い印象を与え、リヤはあざやかなテールライトが高級感と力強さを表現している。

また、キャビンやホイールには、革新的で未来的なデザインを採用し、これまでのヴェヌーシアのモデルより、洗練された仕上がりとなっている。

コンセプトモデルなので、すべてこのままという形で実現はしないとは思うが、このデザインテイストであれば、日本市場でも受け入れられそうなスタイリングだ。


北京モーターショーではあわせて、以前ご紹介した「T90」のマイナーチェンジが行われ、同日より販売を開始した。


スタイリングは、スポーティーなハッチバックスタイルでありながらルーフレールを装着したSUV的なテイストが盛り込まれたクロスオーバー。

インテリアにはスマートフォンと連携して機能する大型のモニターやブルーのイルミネーションが装着されており、革シートと相まって上質で先進的なイメージに仕上げられている。

ラインナップは、1.4LのターボのMTモデルから、2.0LのCVTのモデルまで用意されており、価格は10万9,800~15万4,800元(約190~270万円)となっている。

2017年の東風啓辰設立以降、ヴェヌーシアはブランドイメージの強化とコネクティビティ技術の開発を推進。2017年に14万台を超える販売を記録したヴェヌーシアは、2018年の第一四半期も前年比22.4%増の40,320台を販売し、好調とのこと。

上海モーターショー2015で同社が披露したコンセプトカー「VOW」が翌年「T90」となり市販化された背景もあり、もしかしたら、The Xも来年には量産版が公開される可能性もあるので、注目だ。


■関連サイト
日産自動車公式サイト
http://www.nissan.co.jp/
ヴェヌーシア公式サイト
https://www.venucia.com/

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