【ビデオ】シボレー、車内のタッチスクリーンで給油の支払いが行える機能を導入
シボレーがドライバーにとって便利でハイテクな新機能を導入する。クレジットカードをリーダーに通したりスマートフォンを操作したりすることなく、車内からガソリンスタンドで給油の支払いを行えるというものだ。この機能はダッシュボード搭載型の電子商取引の新プラットフォーム「マーケットプレイス」に組み込み、今後数カ月で全米の対象車両に導入。シェルとの提携によりシェル・ブランドのガソリンスタンドで利用可能となる。

ドライバーはまず、ダッシュボードのタッチスクリーンにあるシェルのアイコンに触れ、訪れたガソリンスタンドの位置を選択。ボタンを何度かタップし、給油機番号と事前に選んだ決済方法に対応するPIN番号を入力すると、給油機を稼働するためのコードが得られ、給油を開始できるという流れだ。給油が終わると、課金情報がマーケットプレイスのインターフェースに即座に表示される。シェルの割引プログラム「フューエル リワード」とも連動するという。

つまり、財布やスマホを取り出す手間を省くためだけに、3種類もの番号やコードを入力しなくてはならないわけだ。とはいえ、例えば治安の悪い地域や氷点下の車外で給油するようなケースを考えると、確かに魅力的なサービスと言えるだろう。

ゼネラルモーターズ(GM)は昨年12月、クルマの乗員がコーヒーや食事の注文、ガソリンスタンドの検索、ホテルの予約などをダッシュボードのタッチスクリーンから行えるサービス「マーケットプレイス」を発表した。米国で販売される2017年モデルイヤー以降のシボレー、ビュイックGMCキャデラックのうち、約190万台には即時に、約400万台には2018年末までに導入予定とされている。

GMはマーケットプレイスの参加業者から、比率は明かされていないものの収益の一部を得ているという。同サービスはシェル、エクソンモービル、スターバックス、TGIフライデーズなどの参加のもと始動したものの、不注意運転による事故を増やしかねないとして非営利団体の全米安全評議会が異議を表明している。

類似の取り組みとして、フォードはAmazonの音声サービス「Alexa」との連携により車内で買い物リストにアイテムを追加できるなどの機能を導入している。常時接続の電子商取引サービスという分野への参入を目指す自動車メーカーは、その是非はともかくとして、今後数年で増えていきそうだ。



By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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