【確定】フォード「マスタング」のハイブリッド・モデルが2020年に登場!
我々はフォード「マスタング」のドライビングを愛して止まない。米国版Autoblog編集部の"馬屋"にも最近1台の「マスタングGT」が届いたばかりで、このV8エンジンを搭載する後輪駆動の獣を走らせるキーをオフィスの誰もが手にしたがる。エンジンを吹かす時は艶かしいほどで、我々の何人かは(もしかしたら筆者だけかもしれない)罪悪感さえ感じてしまう。自宅に向かって活発に走らせながらも、このクルマがガブガブと飲むガソリンのことを考えずにはいられない。

こうした強い自責の念を持つ我々のような人間のために、フォードは2020年にもっとグリーンなクルマを"ハイブリッド・マスタング"という形で提供すると、同社のグループ・マーケティング・マネージャーを務めるコーリー・ホルター氏が米国の自動車業界情報サイト『Detroit Bureau』によるインタビューで明かした。さらにフォードは、愛すべきポニーカーの全輪駆動モデルと電動モデルも検討しているというのだ。

フォードは新型「マスタング GT500」で究極的なパワーを追求する一方で、グリーン部門では史上初のハイブリッド版マスタングを2020年のデビューに向けて開発しているというわけだ。ホルター氏によれば、これが「マスタングの潜在顧客を更に開拓する」ことにつながるはずだという。ハイブリッドの採用で燃費は向上するが、しかし決して退屈なクルマにはならないようだ。「V8レベルのパワーとさらに増大するトルク」によって、依然としてパフォーマンス・エンスージアストも満足させるものになるという。

フォードは既に次世代マスタングを見据えており、2020年前半にはさらなる派生モデルでその魅力を拡大するつもりだ。同社では全輪駆動や、完全電気自動車のマスタングさえも検討しているようだが、しかしその実現可能性は低いとホルター氏は考えているという。ファンを支える純粋主義者のたちを怒らせ、マスタングの名を傷つけることのないように、フォードは慎重に事を進めようとしているのだ。変化はあくまで「追加的」になる、とホルター氏が語っているように、支持者たちが親しみ、愛してきた伝統的なスタイルは、これからも失われることはないだろう。


By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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