BMWが、4月25日開幕の北京モーターショーでの公開を予定するクロスオーバーEV「iX3」とされるティーザー動画を公開しました。このティーザーでは、衝撃的に変化した伝統のキドニーグリルのデザインをチラ見せ...というかモロ出ししています。

BMW SUV初のEVモデルとなるiX3は2月の段階で自動車専門メディアなどがスクープ写真を報じていたものの、そのときはグリルは伝統的な2つ穴のキドニーグリルでした。ところが正式発表目前にBMWがみずから公開したティーザーではそのグリル中央の仕切りが消え一体化しています。
BMWは2017年のフランクフルトモーターショーで公開しEVたコンセプトカー「i Vision Dynamics」でiX3ティーザーと同様の一体化グリルを採用しており、のちにこれの市販モデルを「i4」として2020年に発売すると決定しています。

今回のティーザーでもBMWは「コンセプトiX3」としており、2020年の市販モデルのグリルがどうなるかまではわかりません。ただ、AutoblogによるとBMWは「i4」の市販バージョンにも一体化グリルの採用をほのめかしたとされ、もしかするとEVやPHVモデルを示す「i」の系譜を象徴するグリルとしてこれを使っていくのかもしれません。

なお、BMWは2025年までに数十車種ものEV/PHVを出す予定。この中にはクーペモデルや自動運転を採用する高級モデルなども含まれています。さらにBMWはEV用バッテリー分野に参入して自社生産を目指しているほか、他の自動車メーカーとともに欧州全体の充電ネットワーク構築計画を進めています。

ちなみに、SNS方面では韓国・起亜自動車のグリルデザイン「タイガーノーズ」に被るという指摘がある模様。タイガーノーズはVWグループから来たデザイナーで、現在は起亜の社長を務めるペーター・シュライヤー氏がほぼ10年前に起亜の統一デザインとして採用したもの。BMWがわざわざ起亜にデザインを寄せて行くとは考えにくいものの、言われてみれば確かに似ているようにも思えます。


By Munenori Taniguchi

※この記事はEngadget日本版より許可を得て転載しました。