アウディが間もなく発売する新型電気自動車「e-tron」の航続距離を発表! WLTPでは予想を下回る数値に 
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アウディは発売を間近に控えた新型電動クロスオーバー「e-tron」のプロトタイプを今年3月にジュネーブ・モーターショーで発表し、プレスデーの期間にはジュネーブ市内でテスト走行を披露した。これまで、その仕様については明らかにされていなかったが、ようやく航続距離や充電性能の仕様が公開された。

まず、航続距離に関して言えば、残念ながら我々の予想を下回る結果となった。このプロトタイプより以前に発表されていたいくつかのe-tronコンセプトの航続距離から考えると、500kmほどになるのではないかと我々は期待していたのだが、実際には新たな燃費の国際基準WLTP(Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure:乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)ドライビングサイクルで、わずか400kmに過ぎないという。ちなみにシボレー「ボルトEV」はWLTPで386km、ヒュンダイのEV「コナ」は、WLTPで470kmとされている。

95kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載するe-tronは、市販車で初めて最大150kWのDC急速充電が可能になり、これを使えば30分以内に充電が完了するという。出力150kWの急速充電器は、現在ではまだ一般的ではないが、アウディによるとドイツでは2018年末までに200カ所の充電ステーションが整備されるそうだ(日本でもCHAdeMO協議会が導入に向けて進めています)。彼の地では電気自動車による長距離旅行も便利になるだろう。標準装備の充電器は11kWh(欧州の三相400ボルトの家庭用電源につないだ場合)で充電時間は8.5時間。オプションで22kWh充電器も用意されるという。

アウディ e-tronは2018年内に欧州で発売予定。それ以外の地域には遅れて導入されるだろう。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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