フォルクスワーゲン(VW)の丸いロゴは、メルセデス・ベンツのスリー・ポインテッド・スターやシボレーのボウタイと並び、容易に認識できる自動車メーカーのロゴの1つだ。お馴染みのロゴを変更した施策としては、コカ・コーラが味とロゴを変えた新しいコーラを発売した1985年の「カンザス計画」の失敗が有名だが、それでもVWは将来の電動化に向けて、ロゴを改めようとしているようだ。

『ブルームバーグ』によれば、VWの最高マーケティング責任者であるJochen Sengpiehl氏が、新しいロゴは来年に登場する計画であると語ったという。同氏の話では、新しいロゴの狙いはVWのイメージを「よりカラフルに」することで、同社が「ドイツ的であろうとし過ぎた」ために失った「感情的なアピール」を取り戻し、「人々が楽しい気持ちを感じるようになってほしい」とのこと。一部には、ディーゼル関連のスキャンダルによって受けたイメージの影響もあるが、それがロゴの刷新の根底にあるわけではないと同氏は語っている。これから数ヶ月の間に、同社はこの仕事に共に取り組むクリエイティブ・エージェンシーを選定する。

とはいえ、VWの伝統的なロゴはあまりに重要であるため、完全に作り直されるわけではないと思われる。VWを丸で囲んだ従来のデザインをベースに、新しいフォントで"Volkswagen"の文字を加えるような、従来よりも明るく、少しばかり未来的なものになることを期待したい。例えば、トヨタレクサスは、電動モデルにブルーの効果を加えたロゴを採用しているが、VWもそんな感じで、ニュアンスを変えるアプローチをとる可能性がある。新しいロゴはクルマのフロントだけでなく、タッチスクリーンの画面にも合うものにしなければならないとSengpiehl氏は述べており、6年前に採用された現在の立体的なタッチのロゴよりも、明るく発光するようなものになるのかもしれない。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連記事
【ジュネーブモーターショー2018】フォルクスワーゲン、2030年の電動高級セダンを表現したコンセプトカー「I.D. VIZZION」を公開

ワーゲンバスが電気自動車となって帰ってくる! フォルクスワーゲン、「I.D. Buzz」を2022年に発売すると正式発表

【パリモーターショー2016】フォルクスワーゲン、次世代電気自動車のコンセプト「I.D.」を発表 2020年に市販化予定

■関連動画