BMW、コンパクト・スポーツクーペの性能をさらに引き上げた「M2コンペティション」を発表!
Related Gallery:2019 BMW M2 Competition

BMWから「M2 クーペ 」の性能をさらに引き上げた「M2コンペティション」が正式発表された。​​​​​​

BMWによれば、3.0リッター直列6気筒「Mツインパワー・ターボ」エンジンは、上位モデルである「M3」や「M4」に搭載されているユニットをベースにしており、M2クーペ の最高出力370ps/6,500rpm、最大トルク465Nm/1,400-5,560rpmを大幅に上回る、410ps/5,250-7,000rpmと550Nm/2,350-5,200rpmを発生する。マニュアル・トランスミッション派の人には朗報で、7速M DCT(ダブル・クラッチ・トランスミッション)の他に、よりスムーズなシフトチェンジを可能にするレブマッチ・システムを搭載した6速MTも選べる。センター・コンソールのシフトレバーまたは「 Mレザー・ステアリグ・ホイール」に備わるパドルでマニュアル・シフトも可能な7速M DCTには、「コンフォート」「スポーツ」「スポーツ+」という3モードに切り替え可能な「ドライブロジック」が備わり、オートマチック時のシフトタイミングやブリッピングの設定を変更できる。MTモデルの0-100km/h加速は4.4秒だが、M DCTモデルではさらに0.2秒縮まるという。M3セダンやM4クーペ に0.1秒差まで迫る性能だ。最高速度は250km/hで電子制御リミッターが作動するが、「Mドライバーズ・パッケージ」を装備すれば280km/hまで引き上げられる。


エンジン以外にもM3やM4譲りの技術がいくつか採用されている。3基のラジエーターと追加オイル・クーラーを備えた冷却システムは、M4コンペティション・パッケージから受け継いだもので、エンジン・ルームを開けると目に入る1.5kgの炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製ストラットと軽量なアルミニウム製の前後アクスルもM3やM4から流用された。2つのマフラーと4本のテールパイプを持つ新しいデュアル・エキゾーストには、ドライバーの選択するモードに応じて開閉する電子制御のフラップが備わる。


専用にチューニングされたスタビリティ・コントロールには「ドライバーの自由度を限界まで高めることができる」という「Mダイナミック・モード」が備わった。これは派手なホイールスピンやドリフトを許容しながら、茂みや溝にはまるという予期せぬ事態を防ぐためにDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)が控えめに介入するというものだ。「アクティブMディファレンシャル」も装備し、ステアリング角、アクセルの開度、ブレーキ圧、エンジントルク、車輪速度、ヨーレートに応じて0~100%の範囲でロッキングファクターを調整することができる。必要な場合はわずか150ミリ秒(1,000分の150秒)で最大2500Nmのロッキングパワーを発生する。


エクステリアは、開口部が拡げられたフロント・バンパーや、グロスブラック仕上げのキドニー・グリル、アグレッシブな形状の「Mサイドミラー」などが通常のM2との識別点。ボディ・カラーには「サンセット・オレンジ」と「ホッケンハイム・シルバー」という2つのメタリックな新色が設定された。さらにオプションとして、Yスポーク・デザインの19インチ軽量鍛造アロイホイール、大径ブレーキ・ディスクとグレーに塗られたキャリパーによる「Mスポーツ・ブレーキ」、バックレストのM2ロゴが光る新しい「Mスポーツ・シート」なども用意されている。

実車は4月25日に開幕する北京モーターショーで世界初公開される予定だ。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

■関連動画