高級電気自動車の新ブランド「アウトモビリ・ピニンファリーナ」の設立を、インドのマヒンドラが正式発表!
先月初めて耳にした噂に関して、ついに正式な情報が入ってきた。インドの自動車メーカーであるマヒンドラ&マヒンドラが、サステイナブルな高級車の独立ブランドとして「アウトモビリ・ピニンファリーナ」を立ち上げると発表したのだ。2020年に新型電動ハイパーカーを発売する計画だという。

この新ブランドは名前の通り、マヒンドラが傘下に収めたイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナが仕事を請け負うことになる。ピニンファリーナといえばフェラーリのデザインで知られ、最近では香港の正道集団(ハイブリッド・キネティック・グループ)による電動コンセプトカーを手掛けている。マヒンドラ&マヒンドラの親会社マヒンドラ・グループは2015年、ピニンファリーナの経営権を取得した。アウトモビリ・ピニンファリーナのCEOにはミヒャエル・ペルシュケ氏が就任する。同氏はこれまでにアウディインディアの社長やフォルクスワーゲン・グループ・セールス・インディアの取締役を務めるなど、自動車業界で25年の経験を持つベテラン。アウトモビリ・ピニンファリーナはローマに拠点を置くという。

最初に製作するフラッグシップの電気自動車(EV)は、0-100km/hを2.0秒未満で加速し、航続距離は500kmに達する見込みであると自動車メディア『Automotive News Europe』が報じている。コードネーム「PF-Zero」と呼ばれている同車の価格は200万ユーロ(約2億6,500万円)に迫りそうだ。マヒンドラ&マヒンドラは、新ブランドにフォーミュラE参戦で得た経験を活用すると述べている。

自動車メディア『Motor Authority』の報道では、この新型ハイパーカーはクロアチアの新興企業リマック・アウトモビリが開発した技術も取り入れ、最高出力1,500hpを発生するというブガッティ「シロン」に匹敵するクルマになるようだ。同車は限定生産になる予定だが、以降の車種は生産台数を増やす見込みで、SUVやセダンの開発も計画しているという。

前述のようにピニンファリーナは近頃、正道集団のコンセプトカーをデザインしており、4月25日に開幕する北京モーターショーではセダン「H500」クロスオーバー「K350」を公開する予定だ。

その他にピニンファリーナは「H2スピード」を12台限定で販売する計画も進めている。同車は最高出力653ps、0-100km/h加速3.4秒を誇る燃料電池駆動のレースカーで、年内に生産開始予定と報じられている。


By Sven Gustafson
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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