テスラ、デュアルモーター4輪駆動の「モデル 3」は「おそらく7月」に生産開始...と、イーロン・マスクCEOがツイート
[EngadgetUS版より(原文へ)]

これまでのテスラModel 3は、シングルモーター後輪駆動という駆動方式しか製造してこなかったため、デュアルモーター全輪駆動(AWD)の走行安定性を望む人たちには、かなり不満が募る状況になっていました。しかしながら、ここへ来てようやく期待の持てる話が出てきたようです...ただ、それは両手を挙げて喜べる状況でもないかもしれません。イーロン・マスクは、Model 3の予約者に向けて「おそらく7月」からAWDモデルの生産を開始するとツイートしました。つまりイーロン・マスクは、「増産の妨げ」になる機能を追加するだけの余裕を得るには、製造レベルを十分に高めなければならないと語っているのです。同社は改善を進めていますが、まだ道半ばです。

現在のところ、テスラは1週間あたりModel 3を2000台をやや超える程度生産しています。以前に比べれば大きな前進ではあるものの、イーロン・マスクは、安心してAWDモデルの生産を始めるには1週間に5000台を達成する必要があるとしています。その言葉こそが、テスラ社がどのような状況にあるかを示すヒントになっているでしょう。もともとこの目標は、2017年12月には達成される計画でした。

しかし、このタイミングはAWDモデルを希望する予約者たちに納車時期の期待を持たせるものでもあります。テスラは、現行のModel 3(後輪駆動)の大容量バッテリー版で十分な予約数を確保できたようです。つまり、追加の変更を提供するための過大なプレッシャーはすでにありません。

より大きな懸念は、最初に発表された3万5000ドルのベースモデルを待ち望んでいる人たちにあります。彼らは、(AWDの生産開始によって)自分のEVを手にするためにさらに長い時間を待たされるかもしれません。

編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
原文著者:Jon Fingas, @jonfingas
(翻訳 金井哲夫)