2018 スーパーGT開幕戦が4月7日、岡山県美作市・岡山国際サーキットで開幕し、公式予選が開催された。



GT500クラスでは#17 KEIHIN NSX-GT小暮卓史/塚越広大組が、GT300クラスでは#88 MANEPA HURACAN 平峰一貴/マルコ・マッペリ組がそれぞれポールポジションを獲得した。

前日までの雨は上がったものの、8度と低い気温でスタートした開幕戦では、午前の公式練習にも雨が降るなど、目まぐるしくコンディションが変わる状況。#36 au TOM'S LC500 関口雄飛がセッション終了後のサーキットサファリで大クラッシュを喫し、前代未聞の赤旗でセッションを終了するなど、波乱を予感させる展開でスタートした。

午後に開催された公式予選では、午前に降った雨の影響はなく、路面はドライコンディションに回復。
GT500クラスでは、昨年の開幕戦ウィナーでシリーズチャンピオンの#1 KeePer TOM'S ニック・キャシディが9位でQ1敗退を喫する結果に終わった。



迎えたQ2では、セッション開始前に降り出した雨によってコースが濡れ、オフィシャルよりウェット宣言が出される。

目まぐるしく路面状況が変化し、一部ではドライも見え始めるなど、各車がコンパウンドの違うウェットタイヤを試しながら路面とのマッチを探る展開に。

そしてセッション終了を告げるチェッカーフラッグが振られた直後、#17 KEIHIN NSX-GTを駆る塚越が1分26秒905というタイムでコントロールラインを通過し、一発でラップをまとめあげてポールポジションを決めた。



続くフロントローには#8 ARTA NSX-GT 野尻智紀/伊沢拓也組が1分27秒058で続いた。



3位には#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R本山哲/千代勝正組が1分27秒486で明日の巻き返しを図る。




GT300クラスでも大荒れの展開に

GT300クラスも波乱のシーズン開幕となった。
昨年の開幕戦クラス勝者でありシリーズチャンピオンの#0 グッドスマイル 初音ミク AMG 谷口信輝が15位で予選Q1敗退に追い込まれる。



そんな中、今季よりメインスポンサーが切り替わった#25 HOPPY 86 MC 坪井翔がトップタイムでQ1を通過。

しかしQ2開始直前に降雨に見舞われ、ウェット宣言が出される中でセッションがスタート。
時折日差しが戻ることもあったが、雨が上がることはないまま迎えた残り4分20秒、#88 MANEPA HURACAN GT3を駆るマルコ・マッペリが1分34秒143でトップに躍り出ると、各車はこのタイムを更新できないままにセッションが進む。



イタリア人でランボルギーニ・ワークス・ドライバーとしてスーパーGTに派遣されたマッペリは、セッション残り1分にも自身のタイムを1分33秒925に更新して後続を突き放すと、セッション終了までにタイムを上回るチームは出てこず、初参戦で初ポールポジションを獲得する鮮烈なデビューを飾った。

2位には#21 Hitotsuyama Audi R8 LMS リチャード・ライアン/富田竜一郎組が1分34秒082で続いた。



3位には#11 GAINER TANAX GT-R 平中克幸/安田裕信が1分34秒798で食い込み、FIA GT3勢がトップ3を独占する結果となった。



決勝レースは4月8日、14時40分からスタートし、82周で争われる。


写真協力:正木寛之