キャデラック社長、「CT6 Vスポーツ」のV8ツインターボ・エンジンがコルベットに搭載されることはないと明言
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キャデラックのヨハン・ダ・ネイシン社長は、同ブランドのパワフルなV8ツインターボ・エンジンが、シボレー「コルベット」に採用されるのではないかとの噂を一蹴した。ニューヨーク国際オートショーで同氏は「コルベットに採用されるという推測はやめてください。それはありません」と述べた。

同オートショーでデビューしたキャデラック「CT6 Vスポーツ」は、最高出力550hpと最大トルク86.68kgmを発揮する新開発の4.2リッターV型8気筒DOHCツインターボ・エンジンを搭載する。このパフォーマンスと、コルベットの製造工場と同じ米国ケンタッキー州ボーリンググリーンにあるゼネラルモーターズ・パフォーマンス・ビルド・センターで手組みされるという事実が、熱心なファンにこのエンジンがコルベットのボンネット下に収められるとの憶測を抱かせた。

しかし、ダ・ネイシン社長は、そのエンジンがコルベットのような純粋で直感的なダイナミクスよりも、洗練度を高めることを重視して開発されていると主張し、「コルベットは異なるキャラクターを求めていると思います」と発言した。

実際、このV8エンジンはキャデラックだけのために設定されたものであり、ダ・ネイシン社長によれば、この高級ブランドに久しぶりに与えられた専用エンジンであるという。同社長は「正真正銘の高級車であるということが重要です。その(開発)コストを回収できるのは、真の高級ブランドのみです」と語っている。

また、このエンジンは、最高出力500hp、最大トルク76.45kgmを発生する別バージョンが、キャデラックの他のモデルに採用されるという。具体的にどのモデルに搭載されるのかについては言及されなかった。


キャデラックの新型V8エンジンは、ドイツ製パフォーマンスカーによく見られるようなシリンダーバンクの内側にターボチャージャーを配置した「ホットV」と呼ばれるレイアウトを採用しており、直接燃料噴射、電子制御式ウェイストゲート、アクティブフューエルマネージメント(シリンダー休止機構)、スタート/ストップ機能も備えている。10速オートマチック・トランスミッションとの組み合わせで、後輪
または4輪を駆動する。

新しいミッドシップ・コルベットが誕生する予兆(そして現行型コルベットにさらに多くのバージョンが登場する可能性)と、この新型スポーツカーにツインターボ・エンジン(V6という噂もある)が搭載されると指摘する推測を考えれば、理論上ではキャデラックの4.2リッター・エンジンが適していると思われる。しかしダ・ネイシン氏によると、そうはならないようだ。

ただし、キャデラック社長は"これと同じエンジン"がコルベットに搭載されることはないと発言したものの、このエンジンの別バージョン、例えば排気量の異なる仕様が将来的にコルベットのボンネット下で見られる可能性は否定できない。


By GREG MIGLIORE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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