TOYOTA CAMRY
国土交通省では、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、燃費の良い乗用車のベスト10とともに、「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領(平成16年国土交通省告示第61号)」に基づき自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表している。

そこで今回は昨年に引き続き、ランキング形式で普通車・小型車のベスト10をご紹介しよう。
なお、今回のランキングは2017年末時点で新車として販売されているクルマが対象だ。

第10位は、トヨタ「カムリ」。 JC08モード燃費値は33.4km/L。最新モデルなだけに、 昨年10位にランクインした同クラスのホンダアコード」の31.6km/Lを上回る高燃費を達成している。

パワートレーンには、最大熱効率41%と高出力を両立したTNGA新エンジン「ダイナミックフォースエンジン2.5」と、進化を続けるハイブリッドシステム(THSⅡ)を組み合わせ、同排気量クラストップレベルとなる33.4km/Lの低燃費と動力性能を両立させている。
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HONDA  SHUTTL
第6位(~9位)には、JC08モード燃費値34.4km/Lでなんと4台がランクイン。まずは、ホンダシャトル」。 昨年よりも0.4㎞/Lほど燃費が改善されており、同順位をキープしている。

パワートレインは、1.5リッター直列4気筒アトキンソンサイクル i-VTECエンジンに、電気モーター内蔵7速DCT(デュアルクラッチ式トランスミッション)とリチウムイオン・バッテリーを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCC」を採用するハイブリッド だ。
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同じく第6位の トヨタカローラアクシオ」と「カローラフィールダー」は、昨年第7位の33.8km/Lから、 0.6㎞/L改善されてランクアップしている。

2017年のマイナーチェンジで、エンジン、モーター、インバーターなどの制御を改良することで燃費性能を高め、燃費34.4km/Lを実現 。これで、ライバルのシャトルと肩を並べることになった。
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また、新たにランク外から第6位に入ったのがトヨタ「ヴィッツ」だ。 エンジン、モーター、インバーターなどの制御を改良した、1.5Lエンジンのハイブリッドシステムを搭載したモデルが2017年1月に追加され、燃費34.4km/Lを達成している。
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第5位はホンダ「グレイス」。JC08モード燃費値は34.8km/L。マイナーチェンジで、0.4km/L向上し、昨年同様の5位をキープ。
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ホンダ「フィット」がマイナーチェンジ 先進安全運転支援システム「Honda SENSING」も採用
第3位は2台がランクイン。まず1台目は、ホンダ「フィット」 。JC08モード燃費値は37.2Lkm/L。0.8km/L向上し、ランクアップ。

ご存知のとおり、ハッチバックのフィットをベースとして、セダンのグレイス、ワゴンのシャトルの兄弟モデルを展開しており、同じ「SPORT HYBRID i-DCD」と呼ばれるハイブリッド・システムを採用。

1.5L直列4気筒i-VTECアトキンソンサイクル・エンジンに高出力電気モーターが組み合わされ、7速デュアル・クラッチ式トランスミッションを採用することで、高い燃費性能を達成している。
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NISSAN NOTE e-POWER
もう1台の第3位は、 日産ノート」。JC08モード燃費値は37.2km/L(e-POWER S)。昨年の第2位から1ランクダウン。

エンジンは駆動系と完全に切り離されて発電専用として機能し、動力を生み出すのは100%モーターが担当するシリーズ型ハイブリッドだ。

エンジンで一切駆動しないという割り切りが燃費性能を向上させているポイントの一つだろう(ただし、最高燃費モデル「e-POWER S」はヒーターのみ標準装備でエアコンはオプション)。

モデルライフ途中ながらe-POWERの登場で、小型車新車登録台数NO.1を何度か獲得するなど、2017年は大ヒットした。
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第2位は、昨年2位のノートを抜いてランクアップしたトヨタ「アクア」 。JC08モード燃費値38.0km/L。マイナーチェンジで1km/L向上し、コンパクトカーNo.1の低燃費をたたき出した。

エンジンの改良やハイブリッドシステムの制御を見直し、「L」はクラストップのJC08モード走行燃費38.0km/Lを達成。なお、「S」「G」「Crossover」においても、34.4km/Lを実現している。
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そして1位は トヨタ「プリウス」 。JC08モード燃費値は40.8km/L(「E」グレード)。

最大熱効率40%を実現したエンジンの搭載をはじめ、モーター、トランスアクスル、パワーコントロールユニット、駆動用バッテリーといったシステム全体で小型・軽量化を実現し、高い燃費性能を発揮している。

今回のランキングでは、プラグイン・ハイブリッド・モデルが含まれていないためランク外だが、充電環境がそろっており、さらなる低燃費を求めるなら「プリウスPHV」という選択肢もある。

2017年のノートの大躍進は、コンパクトカー燃費No.1というポジションもあったが、e-POWERによるモーター駆動の新感覚の走りが評価された面も大きい。

ライバルとなるアクアが燃費向上したマイナーチェンジ後の2018年1月、2月もノートが小型自動車の新車登録台数ランキングNo.1を獲得していることから、クルマ購入時に、燃費以外の魅力も重要視されるようになってきたことが窺える(もちろん、ヴィッツにハイブリッドが登場したため、アクアの層の一部がそちらに流れた面もある)。

今年はこのまま燃費競争が進むのか、モーター駆動にシフトしていくのか注目だ。

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出典:国土交通省

国土交通省公式サイト
http://www.mlit.go.jp/