リース・ミレンがベントレー「ベンテイガ」でパイクスピークに参戦、市販SUV最速記録を狙う!
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ベントレーはSUV「ベンテイガ」を高級車と位置付けているものの、かつてモータースポーツで名を馳せたブランドであることを我々に忘れて欲しくないようだ。ベンテイガさえ記録を狙うために使えることを示そうと意欲を燃やしている。同社は、このSUVを山頂へ導くドライバーとして、パイクスピーク・ヒルクライムで2冠の実績を持つリース・ミレンを起用した。

パイクスピークの市販SUVクラス最速記録を狙って、英国クルーのベントレー・モータースポーツ・チームは、ベンテイガの準備を整えた。車両は可能な限り市販されている状態を維持しながらも、ルールと安全上の理由からフルロールケージ、消火システム、レーシング・シートとハーネスが装備されている。さらにベントレーは、欧州の有名なエキゾースト・メーカーであるアクラポヴィッチにカスタム・セットアップを依頼。アクラポヴィッチは「コンチネンタル GT3-R」のエキゾーストも手掛けている。しかし、電子制御式ロールコントロール機構が付いたエアサスペンションはノーマルと変わらず、ピレリ製タイヤも一般に市販されている製品を使用する。最高出力600bhp、最大トルク900Nmを発生するW12エンジンも一切改造されていない。


ベントレーは、6月24日に決勝が行われる今年のバイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに初参戦することを1月に発表したが、その時点ではドライバーの名前は明らかになっていなかった。ニュージーランド出身で45歳のミレンは、パイクスピークの歴史上2番目に多くの優勝記録を持つロッド・ミレンの息子で、父の跡を継ぎ自身も2012年と2015年にこの有名なヒルクライムを制している。現在の市販SUVによる最速記録は、2014年にポール・ダレンバックが「レンジローバー スポーツ」で打ち立てた12分35秒61だ。

パイクスピークに挑むベンテイガのエクステリアは、独特な「ラジウム・サテン」と呼ばれるペイントで仕上げられ、カーボンファイバーのボディ・キットが装着されていているが、書棚のようなリアウィングを装着するワイルドなパイクスピーク仕様のレーシングカーではなく、ごくありふれたベンテイガのように見える。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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