英国金融系調査会社、Bernsteinのアナリスト、Max WarburtonとToni Sacconaghiが、Elon Muskはオートメーションを使いすぎている、と指摘している。Business Insiderが報じた。そして、Tesla が思うようにスケーリングできないのはそれが理由だという。

「Teslaは最終組み立て工程の超オートメーション化を試みた」と記事は伝えている。「TeslaはModel 3生産ラインでオートメーションに意欲的すぎたとわれわれは考えている。実際に見た人はほとんどいないが(現在工場は非公開)、これはわかっている:Teslaは伝統的OEMと比べて1台あたりに約2倍の費用をかけている」

プレス加工、塗装、溶接などの工程を自動化しただけでなく、Teslaは最終組み立て工程も自動化しようとしている。そこには部品を車体に組み込む作業も含まれている。

「これは、2段階の最終ラインに部品の並べ替えを自動化するロボットを配置することを意味している。Teslaはこの部分(および溶接とバッテリーパックの組み立て)で問題に直面していると思われる」と記事は伝えている。

オートメーションは費用がかさみ、「統計的に品質と逆相関する」と記事は書いている。さらに、仮にTeslaが最終組み立て作業の50%を自動化しても、削減できる人間労働はわずか5時間だとWarburtonとSacconaghiが後に書いている。

引用

Teslaは莫大な資本を投入して労働者を5人減らせるかもしれないが、プログラムを管理してロボットを維持するために熟練した技術者を時給100ドル(われわれが推定したロボティックエンジニアの時給)で雇わなくてはならない。

つまり労働費の節約は1台につき差し引きわずか50ドルかもしれない。しかも工場に自動化を導入するためには通常の工場と比べて生産能力1台あたり4000ドルの追加費用がかかる。その製品が7年間生産されるとして、1台につき550ドル以上の減価償却費がかかることになる。フリーモントのModel 3ラインが稼働できたとしても、経済的に成り立つとは思えない。つまりなぜTeslaはこの道を選んだのか? まったくわからない。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

※こちらの記事は『TechCrunch』から許可を得て掲載しました。