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歴史的に見てトヨタ「カローラ」は、かつての後輪駆動モデルの一部を別にすれば、"面白さ"や"エキサイティング"などのエンスージアズムを象徴するような言葉とはかけ離れている。だが、新型「カローラ ハッチバック」はこれまでのカローラとは違うようだ。アグレッシブな外観で、6速マニュアル・トランスミッションの設定もある。そしてトヨタによれば、この小型ハッチバックの最大の売りは「Fun To Drive」であることだという。その通りに運転が楽しめるクルマであることを期待しつつ、先日お伝えした公式発表に加え、我々がニューヨーク国際オートショーで知った興味深い事実をいくつかご紹介しておこう。


高剛性と低重心化
新型カローラ ハッチバックには「プリウス」や「C-HR」、「カムリ」、そして新型「RAV4」と同様に、トヨタの最新モジュラープラットフォーム「TNGA」が使われている。このシャシーを採用することで得られた大きな利点の1つが、剛性の高さだ。トヨタによるとこの新型ハッチバックは、先代のカローラ「iM」ハッチバックと比べ、ねじり剛性が60%も向上しているという。さらに重心は2cm低くなっている。これらの2点により、運転がさらに楽しいクルマになったというわけだ。



軽量パーツの採用
車体の軽量化は、主に燃費向上のために多くの自動車メーカーが現在、重要課題として取り組んでいる。特にトラックでは、アルミ製ボディのフォード「F-150」やカーボンファイバー製の荷台を搭載したGMC「シエラ」のように、軽量化が重要視されている。だが、小型の乗用車も恩恵を受けられない理由はない。この新型カローラ ハッチバックには、軽量なアルミニウム製ボンネットと樹脂製ハッチが採用された。トヨタによると、樹脂素材でハッチゲートを製造することには、複雑な形状とラインが可能になるという付加的利点もあるという。


フェイクなエキゾーストチップ
この点に関しては、我々は少し困惑してしまった。カローラ ハッチバックの後方に回ると、リア・バンパー下部のディフューザー風パネルの左右に、超スリムなクローム仕上げのエキゾースト・チップらしきものがある。これはスポーティな「XSE」グレードでも、プレーンな「SE」グレードでも装備されている。しかし、実車に近づいてよく見ると、それは"排気口"ではなく、完全に閉じていることが分かった。そしてその下に簡素な本物のエキゾーストチップが下向きに取り付けられているのだ。なぜ、トヨタがリア・バンパーに穴を開けてエキゾーストをその外側まで伸ばすようにデザインしなかったのか、理由が分からない。


ハイブリッドの計画はないものの、TRDパーツが登場する可能性あり
カローラ ハッチバックの欧州仕様とも言える新型「オーリス」には、2種類のハイブリッド・パワートレインが用意されている。トヨタによれば、現在のところ米国向けのカローラ ハッチバックにハイブリッドを設定する計画はないという。これを聞いてがっかりするかどうかは、ハイブリッドに対する考え方によって違うだろう。良い報せとしては、将来的にTRDのパフォーマンス・パーツが登場する可能性が高いということだ。実際に社内では検討が進められているという。先代のカローラ iM用としてはパフォーマンス・インテークが販売されており、現行の「カローラ セダン」にはスポーツ仕様のスプリングやアンチロールバーも装着することができる。同様に新型モデルにもそのようなチューニング・パーツが用意されても意外ではない。


By JOEL STOCKSDALE
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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