日本人チームがトヨタ「プリウスPHV」でパリからダカールまでの7,000㎞を走破
Related Gallery:Toyota Prius Paris Dakar

トヨタは「世界一過酷なモータースポーツ」として知られたパリ・ダカール・ラリーに出場できそうなクルマを数多く作っている。だが、サハラ砂漠を横断しようと思った時、「プリウス」が第一候補にあがることはまずないだろう。しかし、日本のチームがパリからダカールまで、7,000㎞を冒険するのに選んだクルマは「プリウスPHV」だった。なぜなら、砂漠の中を800km、無給油で走れる市販車は、プラグインハイブリッドのプリウスPHVしかなかったからだ。


プライベーター・チームであるTeam ACPは、パリ・ダカール・ラリーに何度も出場経験がある。1981年、横田 紀一郎氏が立ち上げたTeam ACPは、市販モデルのKP61型「スターレット」とFJ60型「ランドクルーザー」で日本人チームとして初めてパリ・ダカール・ラリーに参戦し、見事完走を果たした。1987年には改造ディーゼル車クラスで優勝。いうまでもなく、ACPドライバーはダカールやサハラ砂漠の走り方というものを分かっている。そして今回、彼らは40年近く前に走ったラリーのルートを、プリウスPHVで再び辿ることに挑戦。チームACPは初代プリウスが発売された1997年から、さまざまな状況の中、いくつもの大陸でプリウスをテスト走行している。


画像から分かるように、確かにチームがプリウスPHVを走らせたのは大部分がアスファルトの上で、サポートカーとして「ランドクルーザー100」も同行した。それでも時々、彼らはトヨタが想定していなかったような場所でプリウスを(文字通り)プッシュしている。そしてパリを出発して3週間後、彼らは7,000㎞先のゴール地ダカールまで無事に完走した。道中ではチーム・メンバーが食料を温めたりお湯を沸かすためにプリウスPHVの電源供給機能を使うなど、同車の特徴が役立ったという。詳しいリポートは、Team ACPの公式サイトをご覧いただきたい。


By ANTTI KAUTONEN
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

Related Gallery:Toyota Prius Paris Dakar


■関連記事
5つの面で大幅に進化したトヨタの新型「プリウスPHV」

災害で停電!本当に車の電源で家電は使えるの??電気自動車・プラグインハイブリッド車など計4種の車で検証しました

■関連動画